空間の印象を決めるおしゃれな壁リフォームとは?素材選びや相場、補助金を徹底解説!

空間の印象を決めるおしゃれな壁リフォームとは?素材選びや相場、補助金を徹底解説!

住宅を購入すれば最初は綺麗な内装の壁でも、時間の経過とともに壁紙剥がれや経年劣化による汚れが生じ、外観を損ねてしまいます。

そのような問題を解消するためにも、周辺の空間の雰囲気や印象をおしゃれに変えられる壁リフォームがおすすめです。

一方でおしゃれな壁リフォームにチャレンジしようと思っても、具体的な方法や必要な大まかな経費がわからず、リフォームを始められない方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、空間の印象を決めるおしゃれな壁リフォームを詳しく解説し、リフォーム時の素材選びや相場、有効活用できる補助金を紹介します。

記事内におしゃれな壁リフォームに必要なノウハウを多数掲載していますので、壁リフォームの参考にしてください。

目次

おしゃれな壁リフォームとは?

出典:LIXIL公式

おしゃれな壁リフォームは、既存の壁に素材色やデザインの変更を加えることで、空間全体の雰囲気を一新する魅力的な方法です。

単に壁紙を張り替えるだけでなく、ペイントや漆喰、モルタルなどの左官材、木材パネルやエコカラットなどの機能性タイル、さらにはアクセントウォールとしての部分的なデザイン変更など、多岐にわたる選択肢があります。

素材の質感や色味の組み合わせによりモダンやナチュラル、インダストリアルや和モダンなどの目指すテイストの実現に加え、照明との組み合わせで陰影を際立たせるなど、奥行きのある空間の演出も可能です。

機能性を兼ね備えた素材の導入で調湿や消臭効果も期待でき、快適でおしゃれな住空間が生まれます。

下記に壁リフォーム同様に自宅のイメージを一新できる、おしゃれな外壁塗装を紹介した記事を掲載するのでこちらも併せて参考にしてください。

あわせて読みたい
おしゃれな外壁塗装で家の印象を一新!2025年最新トレンドと成功事例 おしゃれな外壁塗装で家の印象を一新!2025年最新トレンドと成功事例 目次 はじめに 2025年最新!外壁塗装のトレンド解説 おしゃれに見せるための外壁塗装選びのポイン...

おしゃれな壁リフォームの素材選びのポイント

おしゃれな壁リフォームの素材選びのポイント

おしゃれな壁リフォームを行う際の素材選びのポイントは以下の5つです。

・部屋の用途に合った素材を選ぶ
・インテリアスタイルに合わせる
・質感や触り心地も重視する
・照明との相性を考慮する
・メンテナンスしやすい素材を選ぶ

以上のポイントに留意して、おしゃれな壁リフォームを実現できる最適な素材を選んでください。

部屋の用途に合った素材を選ぶ

おしゃれな壁リフォームにおいて、部屋の用途に合わせた素材選びは非常に重要です。

例えばリビングは家族が集まる場所なので、リラックスできる温かみのある素材や、傷がつきにくい耐久性の高い素材が適しています。

調湿性や消臭効果のある漆喰や珪藻土、デザイン性と機能性を兼ね備えたエコカラットなどの材料も、リビングの壁のリフォーム材として人気です。

キッチンは油汚れや水はねが気になるため、清掃がしやすく、耐水性や耐火性に優れたタイルやキッチンパネルがおすすめです。

寝室は安眠を促す落ち着いた色合いや質感の素材を選び吸音性のある素材、光を柔らかく反射する壁紙などを利用しましょう。

水回りの洗面所やトイレでは清潔さを保つためにも、耐水クロスの壁材やフロアタイルの床材などをはじめとした、湿気やカビに強く水拭きしやすい素材選びが重要です。

インテリアスタイルに合わせる

おしゃれな壁リフォームでは、インテリアスタイルに合わせた素材選びも重要なポイントの1つです

ナチュラルスタイルには木目調や漆喰などの自然素材、モダンにはコンクリート調やシンプルな無地クロスが洗練された印象を与えます。

インダストリアルスタイルにはレンガやモルタル、北欧スタイルには明るい木材や優しい色柄の壁紙が最適です。

理想のスタイルを明確にして最適な素材を選ぶことにより、空間全体の統一感が生まれ、より魅力的な部屋が完成します。

質感や触り心地も重視する

おしゃれな壁リフォームにおいては、質感や触り心地も重視することが空間の快適性を高める秘訣です。

視覚だけでなく、実際に触れた時の感触は部屋の印象を大きく左右します。

漆喰や珪藻土などの自然素材は調湿効果に加え、独特の温かみと柔らかな触り心地が魅力です。

ファブリック素材の壁紙は温もりと豊かな表情を与え、吸音効果も期待できます。

木材はその表情豊かな木目と自然な触感が、リラックスできる空間を演出する一方、無機質なコンクリート調の素材はクールでモダンな印象を与えます。

このように素材が持つ肌触りまで考慮することで、五感に訴えかける魅力的な壁リフォームが可能です。

照明との相性を考慮する

おしゃれな壁リフォームでは照明との相性を考慮することも、空間の魅力を最大限に引き出すポイントの1つです。

壁の素材が持つ質感や凹凸は、照明の当たり方によってその表情を大きく変えます。

例えば間接照明で壁を照らせば、漆喰やエコカラットのような凹凸のある素材は陰影が際立ち、奥行きのあるドラマチックな空間の演出が可能です。

一方で光沢のある素材は照明を反射し、部屋全体を明るく開放的に見せる効果があります。

色味についても昼間の自然光と夜間の照明では見え方が異なるため、サンプルを多様な光源の下で確認することが重要です。

照明計画と壁素材を一体で考えることで、時間帯によって異なる表情を見せる、表情豊かな空間が生まれます。

メンテナンスしやすい素材を選ぶ

おしゃれな壁リフォームにおいて、メンテナンスしやすい素材を選ぶことは、壁や周辺の美しさを長く保つうえで非常に重要です。

特にリビングやダイニングなど汚れやすい場所では汚れが付着しにくく、汚れてもすぐに拭き取りやすい素材を利用しましょう。

 具体的には撥水加工が施された壁紙や水拭き可能なタイル、塗装で仕上げられた壁などを利用すれば日常の手入れや清掃を簡素化できます。

加えて傷がつきにくい硬質な素材を選ぶことで、家具の出し入れやペットとの生活で生じるダメージを軽減することも可能です。

お手入れの手間が少なくてメンテナンスしやすい素材を選べば、壁を綺麗な状態に保つことにもつながり、結果的にリフォーム後の満足度も向上します。

おしゃれな壁リフォームならRESIAにおまかせ

おしゃれな壁リフォームを成功させるためには、素材選びや細かなポイントに留意しなければいけないので、信頼できる工事業者への依頼が欠かせません。

そこでおすすめの工事業者が、地域密着型で高品質なサービスを提供している株式会社RESIAです。

株式会社RESIAは機能回復に留まらないデザイン性の高い提案力により、お客様のライフスタイルや好みに合わせた壁材や色彩、間接照明などを組み合わせ、空間全体の雰囲気を洗練されたものへと昇華させてくれます。

中間業者を挟まない一貫体制により、高品質な施工を適正価格で提供するうえに、充実した保証とアフターフォローも徹底した安心の工事業者です。

見た目だけでなく、消臭・調湿機能を持つ素材など、機能性も考慮した提案を受けられるのも大きな魅力といえます。

自宅の壁をおしゃれにリフォームしたい方は、信頼と実績の株式会社RESIAをぜひご利用ください。

株式会社RESIAへのお問い合わせはこちらから!

おしゃれな壁リフォームの相場

おしゃれな壁リフォームの施工内容ごとの相場として、以下の6点が挙げられます。

・壁紙(クロス)張り替えの相場
・塗装(ペイント仕上げ)の相場
・エコ素材(漆喰・珪藻土)の相場
・タイル貼りの相場
・木材(羽目木など)の相場
・アクセントウォール(一面のみのデザイン変更)の相場

施工内容により価格相場が異なるので、事前に確認して最適なリフォームを選択しましょう。

壁紙(クロス)張り替えの相場

おしゃれな壁リフォームにおける壁紙(クロス)張り替えの費用相場は、選ぶ壁紙の種類や施工面積によって大きく変動します。

一般的な量産品と呼ばれるシンプルな壁紙では、1平方メートルあたり800~1,100円程度が目安です。

デザインが豊富で機能性(防汚、消臭、調湿など)に優れたハイグレード品(1,000番台クロス)を選ぶと、1平方メートルあたり950~1,500円程度と高くなります。

この金額に既存の壁紙撤去費用や下地処理費用、諸経費などが加わり、6畳程度の部屋の壁紙をすべて張り替える場合、量産品で3.6~6.7万円、ハイグレード品では4.3~8.1万円程度が相場とされています。

塗装(ペイント仕上げ)の相場

おしゃれな壁リフォームにおける塗装(ペイント仕上げ)の費用相場は、1平方メートルあたり約1,000~7,000円と幅があります。

この価格は使用する塗料の種類(一般的な水性塗料、防カビ・高耐水などの機能性塗料、自然素材塗料など)や下地の状態、施工面積によって変動します。

一般的な水性塗料であれば1平方メートルあたり2,000~3,000円程度が目安ですが、漆喰や珪藻土などの自然素材や特殊な意匠性塗料を選ぶと、10,000円以上になるケースも多いです。

既存の壁紙撤去や下地補修が必要な場合は、別途費用が発生するので注意しましょう。

エコ素材(漆喰・珪藻土)の相場

おしゃれな壁リフォームで漆喰や珪藻土といったエコ素材を選ぶ場合、費用は1平方メートルあたり4,000~8,000円程度が相場です。

この価格は材料費と施工費を含んだ価格で、使用する素材のグレードや、下地の状態、職人の技術によって変動します。

6畳の部屋の壁全体を漆喰や珪藻土で仕上げる場合、総額で12~25万円程度が目安となります。

漆喰や珪藻土などの素材は調湿性や消臭効果などの機能性も高く、独特の風合いがおしゃれな空間を演出できるため、ビニールクロスや一般的な塗装と比較すると高価になりますが、快適性とデザイン性の両面で満足度の高い仕上がりが可能です。

タイル貼りの相場

おしゃれな壁リフォームでタイル貼りを選ぶ場合、費用相場は1平方メートルあたり約5,000~4万円と幅広いです。

この金額は、選ぶタイルの種類(量産品、モザイクタイル、天然石、輸入タイル、デザイン性の高い特注品など)やサイズ、施工の難易度(下地処理、カットの多さなど)、職人の技術によって大きく変動します。

キッチンや洗面所などの一部にアクセントとして貼る場合は費用を抑えられますが、リビングの壁一面など広範囲に施工するほど総額は高くなるのが一般的です。

既存の壁材撤去や下地補修が必要な場合は別途費用が発生し、総費用が高くなるので事前に確認しましょう。

木材(羽目木など)の相場

おしゃれな壁リフォームで木材、特に羽目板などを採用する場合、費用相場は1平方メートルあたり約1~2万円が目安です。

使用する木材の種類(国産材、輸入材、無垢材、集成材など)や樹種(杉、ヒノキ、パイン、レッドシダーなど)、加工方法、グレード(節の有無など)によって大きく変動します。

天然木の温かみや豊かな表情、調湿効果などが魅力ですが、他の壁材に比べて高価になる可能性が高いので、アクセントウォールとして部分的に取り入れることにより費用を抑えつつ、おしゃれで個性的な空間の演出が可能です。

アクセントウォール(一面のみのデザイン変更)の相場

おしゃれな壁リフォームでアクセントウォール(一面のみのデザイン変更)を行う場合、選ぶ素材によって費用相場は大きく異なります。

最も手軽なのは壁紙(クロス)の張り替えで、量産品なら2.5~4万円程度、デザイン性の高いハイグレード品でも3~5万円程度が目安です。

塗装仕上げであれば塗料の種類にもよりますが、おおよそ2.5~7万円程度となっています。

エコカラットやデザインタイルなどのより高価な素材を選ぶと、5~15万円以上かかるケースが多く、同様に高価な素材である木材の羽目板なども7~20万円程度が相場です。

アクセントウォールは面積が限られるため、全面リフォームよりも費用を抑えつつ、空間の印象を劇的に変えられるのが最大の魅力といえます。

おしゃれな壁リフォームの補助金

おしゃれな壁リフォームの補助金

おしゃれな壁リフォームに有効活用できる補助金制度は以下の4つです。

・子育てエコホーム支援事業
・既存住宅における断熱リフォーム支援事業
・住宅省エネキャンペーン
・地域型住宅グリーン事業

補助金制度を有効活用し、コストを抑えてリフォームしましょう。

下記に神戸市のおしゃれな壁リフォームも含めたリフォームに関する、各種補助金を紹介した記事を掲載するので参考にしてください。

あわせて読みたい
2024年最新版!神戸市のリフォームで使える住宅支援や補助金 【リフォーム・リノベーションで賢く節約!補助金・助成金の種類と活用法】 古くなった住まいをリフォーム・リノベーションしたいけれど、費用がかさむのがネック…そん...

子育てエコホーム支援事業

出典:国土交通省

子育てエコホーム支援事業は、国土交通省が主導する補助金制度です。

エネルギー価格高騰の影響を受ける子育て世帯や若者夫婦世帯に対し、高い省エネ性能を持つ新築住宅の取得や、住宅の省エネ改修等を支援することで、省エネ投資を促進し、2050年のカーボンニュートラル実現を目指します。

対象となるリフォーム工事は断熱改修やエコ住宅設備の設置が必須で、子育て対応改修なども補助対象となり、最大60万円の補助金が受けられます。

参考文献:国土交通省「子育てエコホーム支援事業」公式ウェブサイト

既存住宅における断熱リフォーム支援事業

出典:(株)愛知省エネ・CO2計算センター

既存住宅における断熱リフォーム支援事業は、環境省が所管する補助金制度です。

省CO2関連投資を促し、高性能建材(断熱材や窓、ガラスや玄関ドア)を用いた断熱改修によって、既存住宅のエネルギー消費効率の改善と低炭素化を総合的に支援します。

戸建住宅では最大120万円、集合住宅では最大15万円(玄関ドア改修で20万円)の補助金が受けられます。

対象となる工事は、省エネ効果が15%以上見込める改修に限られ、公募期間内の申請が必要です。

参考文献:公益財団法人北海道環境財団「既存住宅の断熱リフォーム支援事業」公式ウェブサイト

住宅省エネキャンペーン

出典:国土交通省

住宅省エネ2024キャンペーンは、国土交通省や経済産業省、環境省の3省が連携し、住宅の省エネリフォームを支援する補助制度です。

主に子育てエコホーム支援事業や先進的窓リノベ2024事業、給湯省エネ2024事業や賃貸集合給湯省エネ2024事業の4つの事業から構成され、断熱改修や高効率給湯器の導入などが対象となります。

補助金額は工事内容や世帯属性によって異なり、子育てエコホーム支援事業では子育て世帯・若者夫婦世帯で上限30万円、その他の世帯で上限20万円が補助されます。

既存住宅購入を伴う場合や長期優良リフォームする場合は、上限額が引き上げられる可能性も高いです。

参考文献:住宅省エネ2025キャンペーン

地域型住宅グリーン事業

地域型住宅グリーン化事業は、地域の中小工務店による木造住宅の新築を支援する国土交通省の補助制度です。

この制度では長期優良住宅やゼロ・エネルギー住宅(ZEH)など、一定の性能基準を満たす住宅に対して、70~140万円の補助金が支給されます。

補助対象となるには、国土交通省の採択を受けた地域グループに所属する工務店で建築することや、耐震等級2以上の取得など、いくつかの条件を満たす必要があるので事前に確認しましょう。

参考文献:一般社団法人木を活かす建築推進協議会「地域型住宅グリーン化事業」公式ウェブサイト

補助金を利用しておしゃれな壁リフォームを成功させよう!

おしゃれな壁リフォームに成功すれば、日常空間を贅沢に演出できるうえに快適空間の中で生活ができます。

コストを抑えておしゃれな壁リフォームを成功させるためにも、各種補助金にも対応可能で中間業者を介さない一貫体制によって、高品質なサービスを適正価格で提供している信頼の工事業者、株式会社RESIAをぜひご利用ください。

株式会社RESIAへのお問い合わせはこちらから!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次
閉じる