「実家の古い和室、なんとかおしゃれにできないかな…」「畳や襖があるとどうしても古臭く見えてしまう」そんなお悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
昔ながらの和室は重厚で落ち着いた雰囲気がある一方、現代の住まいには馴染みにくく感じることもあります。
一方でちょっとした工夫とアイデアで、古い和室は驚くほどおしゃれでモダンな空間にリニューアルできます。
壁紙の貼り替えや照明の変更といった手軽なDIYから、本格的な壁リフォームまで、予算や技術レベルに応じて多岐にわたるアプローチが可能です。
和の良さを残しながら現代的な要素を取り入れることで、ほかにはない魅力的な空間を作り出すこともできます。
本記事では、古い和室をモダンで洗練された空間にリフォームするための具体的な方法やポイント、注意すべき点まで詳しく解説します。
DIY初心者の方でも取り組みやすい方法から、プロに依頼する本格的なリフォームまで幅広く紹介するので、理想の空間づくりの参考にしてください。
古い和室はおしゃれでモダンな空間にアレンジできる？
古い和室はおしゃれでモダンな空間にアレンジできます。
畳や襖、木の柱といった伝統的な和の要素は、現代のミニマルでナチュラルなデザインと非常に相性が良く、適切な色使いや素材選び、照明の工夫によって洗練された空間に変身させることも可能です。
壁紙の変更や家具の配置、小物の選び方次第で、和の落ち着きを保ちながらも現代的でスタイリッシュな雰囲気を演出できるため、多くの住宅で成功事例が生まれています。
下記に和室のリフォーム同様、自宅の印象を変えられる玄関ドアリフォームに関する記事を掲載するので参考にしてください。
古い和室をモダンな空間にリフォームする際のポイント
古い和室をモダンな空間にリフォームする際のポイントには、以下の7つのポイントが挙げられます。
・素材にこだわる
・色数を控えめにする
・自然光を積極的に取り入れる
・壁紙やクロスでアクセントを加える
・間仕切りを工夫する
・家具や小物は必要最小限にする
・バリアフリーや省エネも意識する
それぞれのポイントを細かく解説するので、和室のリニューアルの参考にしてください。
下記に内装リフォームの基礎知識や成功のポイントを解説した記事を掲載するので、古い和室のリフォームの参考にしてください。
素材にこだわる
古い和室をモダンにリフォームする際は、自然素材を中心とした素材選びも重要なポイントとなります。
無垢材や竹、麻や和紙などの伝統的な自然素材は、現代のナチュラルモダンスタイルと調和しやすく、質感や温もりを活かしながら洗練された印象を与えることも可能です。
さらにスチールやガラス、コンクリートなどの現代的な素材を適度に組み合わせて和の重厚感を軽やかにし、スタイリッシュな空間を演出できます。
素材の持つ本来の美しさを活かしつつ、統一感のある組み合わせを心がけることが重要なポイントです。
色数を控えめにする
古い和室をモダンな空間にリフォームする際は、色数を3色程度に控えめに抑えるのも、洗練された印象を作るための重要なポイントです。
ベースカラーには白やベージュ、グレーなどのニュートラルカラーを選び、アクセントカラーは1色程度に留めることで、すっきりとした統一感のある空間を演出できます。
和室特有の木の色味を活かしながら、壁や家具、小物の色を厳選することで、シンプルでモダンな雰囲気を演出することも可能です。
結果的に色数を控えることで、素材の質感や空間の美しさが際立ち、エレガントな空間に仕上がります。
自然光を積極的に取り入れる
古い和室をモダンな空間にリフォームする際は、自然光を最大限に活用するのも空間の印象を変える重要なポイントです。
障子を透明度の高い素材に変更したり、カーテンをシンプルなブラインドに替えることで、より多くの光を室内に取り込めます。
加えて鏡や光沢のある素材を効果的に配置することで光を反射させ、暗くなりがちな和室を明るく開放的な空間に変えることが可能です。
自然光によって木材の温かみや素材の質感が美しく映え、モダンでありながら心地よい和の空間を演出できます。
壁紙やクロスでアクセントを加える
古い和室をモダンな空間にリフォームする際は、壁紙やクロスを効果的に活用してアクセントを加えるのも重要なポイントの1つです。
一面だけにデザイン性の高い壁紙を貼るアクセントウォールを作ることで、空間に奥行きと現代的な印象を与えられます。
木目調やコンクリート調、幾何学的な模様など、和の要素と調和しながらもモダンな雰囲気を演出する壁紙を選ぶことで、従来の和室の重厚感を軽やかにし、洗練された空間に変身させることが可能です。
色や柄は控えめにしつつ、質感で変化をつけることがポイントとなります。
間仕切りを工夫する
古い和室をモダンな空間にリフォームする際は、従来の襖や障子による間仕切りを、現代的なスタイルに変更するなどの工夫も重要なポイントとなります。
可動式のパネルやスライドドア、格子デザインの間仕切りなどを取り入れることで、空間の使い方に柔軟性を持たせながらモダンな印象を演出することも可能です。
完全に仕切るのではなく、半透明の素材やオープンシェルフを活用して視覚的な抜け感を作ることにより、閉塞感を解消し開放的な空間を演出できます。
加えて間仕切りの素材や色を統一することで、全体に洗練された一体感を生み出すことも可能です。
家具や小物は必要最小限にする
家具や小物を必要最小限に絞り込むのも、古い和室をモダンな空間にリフォームする際の重要なポイントの1つです。
ミニマム的な考え方を取り入れ、機能性の高い家具のみを配置することで、和室本来の余白の美しさを活かしながら現代的な印象を与えられます。
装飾品も厳選して質の高いものをいくつか配置することで、空間に上品な緊張感とすっきりとした美しさを演出することも可能です。
物の少ない空間は掃除もしやすく、素材や光の美しさがより際立ち、モダンで心地よい住環境を実現できます。
バリアフリーや省エネも意識する
古い和室をモダンな空間にリフォームする際は、バリアフリーや省エネ性能の向上も重要なポイントとして意識する必要があります。
段差の解消や手すりの設置、滑りにくい床材の選択により、安全で快適な住環境を実現できます。
断熱性能の高い窓への交換や LED照明の導入、高効率な空調設備の設置により、光熱費の削減と環境負荷の軽減を図ることも可能です。
これらの施策による機能性向上はモダンな生活スタイルに必要不可欠な要素であり、将来的な住み心地の向上にもつながり、美しさと実用性を両立させた長く愛される空間を創作できます。
古い和室のリフォームにおすすめの工事業者
古い和室のリフォームなら、設計から施工まで一貫して対応してくれる工事業者、株式会社RESIAがおすすめです。
株式会社RESIAは顧客のライフスタイルや要望を丁寧にヒアリングし、高いデザイン力と確かな施工品質で理想の空間を実現できます。
リノベーションの自由度が高く、素材や色、照明までトータルコーディネートが可能なため、統一感のある唯一無二のモダン和室の創作が可能です。
最大35年のアフター保証や地域密着型のサポート体制も充実させるなど、工事後も長期にわたり安心して暮らせるのもメリットといえます。
古い和室をモダンな雰囲気にリフォームしたい方はぜひご利用ください。
DIYで古い和室をモダンにリフォームする7つの方法
自分の手で工事する「DIY」で、古い和室をモダンにリフォームする方法は以下の7つの項目です。
① 壁紙やクロスを張替える
② 柱や木部を塗装する
③ 畳をフローリングやカーペットに変える
④ 障子や襖をリメイクする
⑤ 照明をモダンなものに変える
⑥ 収納や小物で空間を整える
⑦ 色味や素材を加えて統一感を出す
ここからは各項目について詳しく解説するので、最適な和室のリフォームの参考にしてください。
①壁紙やクロスを貼り替える
古い和室の壁紙やクロス貼り替えは、空間を劇的に変える効果的な方法の1つです。
既存の壁紙を丁寧に剥がして下地の凹凸をパテで平滑に整え、現代的な無地クロスやストライプ柄を選ぶことで、和室特有の重厚感を軽やかな印象に変化できます。
施工時は空気を抜きながら丁寧に貼り進め、継ぎ目の処理を確実に行うことで仕上がりが変わります。
色選びでは白やグレーなどのニュートラルカラーがモダンな雰囲気を演出しやすく、アクセントクロスを一面だけ使用するとより洗練された空間の演出が可能です。
②柱や木部を塗装する
古い和室の柱や木部の塗装は、空間の印象を大きく左右する重要な要素です。既存の汚れや古い塗膜をサンドペーパーで丁寧に除去し、木材用プライマーで下処理をします。
塗料選びでは、木目を活かしたい場合は透明または半透明のウッドステイン、完全にモダンな印象にしたい場合は白やグレーなどの不透明塗料が効果的です。
柱を白く塗装すれば、重厚な和室が明るく開放的な空間に変えられます。
塗装時は木目に沿って薄く重ね塗りし、美しい仕上がりにするためにも乾燥時間を十分に取りましょう。
梁や鴨居なども統一感を持って塗装することで、よりモダンで洗練された印象を演出できます。
③畳をフローリングやカーペットに変える
出典：友安製作所
古い和室の畳をフローリングやカーペットに変更することは、モダンな空間づくりの最も重要な要素です。
最初に畳を撤去し、下地の根太の状態を確認して必要に応じて補強や調整し、その後に合板やパーティクルボードで下地を平滑に整えましょう。
フローリング材では、クリックタイプの置き床材が初心者には扱いやすく、工具も最小限で済みます。
カーペットを選ぶ場合は、タイルカーペットなら部分的な交換も可能で実用的です。
色選びでは、明るい木目調やグレー系のカーペットがモダンな印象を演出します。
施工時は壁際の処理を丁寧に行い、巾木で仕上げることで完成度の高い仕上がりが可能です。
床材の変更により和室特有の座る生活から、椅子やソファを使った洋風の生活スタイルへと変化させることもできます。
④障子や襖をリメイクする
古い和室の障子や襖をリメイクすることで、伝統的な要素を残しながらモダンな空間を演出できます。
障子は既存の和紙を剥がし、半透明のアクリル板やポリカーボネート板に交換すると現代的な印象になります。
カラフルな和紙や洋紙を使用してアクセントにする方法も効果的です。
襖については、既存の襖紙を剥がして壁紙クロスやファブリックを貼り直すことで、洋風テイストに変身させられます。
特にシンプルな無地やストライプ柄を選ぶとモダンな仕上がりになり、引き手も現代的なデザインのものに交換すると統一感を生むことも可能です。
完全に撤去せずにリメイクすることで、コストを抑えながら和と洋の融合した独特な空間を作り出し、オリジナリティのある部屋づくりが実現します。
⑤照明をモダンなものに変える
古い和室をモダンな空間へと変貌させるにも、照明の選択が非常に重要です。従来の和風照明から大胆に脱却し、ミニマルなデザインのペンダントライトや間接照明を取り入れることで、洗練された雰囲気を演出できます。
例えばシンプルな球体のペンダントライトを複数配置したり、壁や天井に光を反射させる間接照明を仕込んだりすることにより、空間に奥行きと広がりが生まれます。
明るさも均一にするのではなく、部分的に光の強弱をつけることで、モダンな和室にふさわしい落ち着きとスタイリッシュさを両立させることも可能です。
⑥収納や小物で空間を整える
古い和室をモダンにリフォームする際は、収納や小物の工夫も徹底しましょう。押入れをオープン棚や引き出し式収納に変えることで、見せる収納として空間がすっきりします。
シンプルなデザインの収納ボックスやバスケットを使い、色味や素材を統一することで和室の雰囲気を壊さず、現代的な印象を与えることも可能です。
さらに、間接照明やアートパネルなどの小物をアクセントとして配置すれば、洗練された空間に仕上がります
⑦色味や素材を加えて統一感を出す
古い和室をモダンな空間に変える際、色味や素材の統一感は全体の完成度を左右します。
ベースカラーとして白やグレー、ベージュなどのニュートラルな色調を選び、床材から壁、天井まで一貫した色彩計画を立てることが重要です。
アクセントカラーは一色に絞り、クッションや小物で取り入れると洗練された印象になります。
素材選びでは木材なら同系統の色味で統一し、金属部分はステンレスやマットブラックなど現代的な材料を選択しましょう。
ファブリック類も質感を合わせ、光沢のある素材と無光沢素材のバランスを選択し、照明器具や建具の色も統一することで空間全体に調和が生まれます。
異なる素材を組み合わせる場合も、色調を揃えることで違和感なく融合し、プロフェッショナルな仕上がりが可能です。
壁リフォームで古い和室をモダンにリフォームする6つの方法
既存の壁の表面材や構造を変更、改修する壁リフォームでも、古い和室をモダンな雰囲気にリフォームできます。
壁リフォームで古い和室をモダンにリフォームする方法は以下の6点です。
・壁紙やクロスを張替える
・塗装でリニューアルする
・羽目板やベニヤ板を貼る
・アクセントクロスやデザイン壁紙を利用する
・下地処理をしっかり行う
・壁材の種類を選ぶ
壁リフォームを有効活用し、古い和室を理想的な空間に仕上げてください。
①壁紙やクロスを張替える
出典：アーバントラスト株式会社公式
古い和室の壁紙やクロス張替えは、空間をモダンに変身させる最も効果的な方法です。
既存の和紙や古いクロスを丁寧に剥がし、下地の凹凸をパテで平滑に整えます。
土壁の場合はシーラーで下地処理を行い、接着力を高めましょう。
モダンな印象を作るには、白やグレーなどのシンプルな無地クロス、またはストライプやジオメトリック柄を選択し、一面だけにアクセントクロスを使用することで、洗練された空間演出が可能です。
施工時は気泡を抜きながら丁寧に貼り進め、継ぎ目の処理を確実に行います。コンクリート調やレンガ調のクロスを選べば、よりモダンで都市的な印象を演出できます。
このような施工により、色選びと柄選びで和室の重厚感を軽やかに変え、現代的な居住空間へと生まれ変わらせることも可能です。
②塗装でリニューアルする
古い和室の壁をモダンにリフォームする際は、塗装でのリニューアルが効果的です。
砂壁や聚楽壁の上から直接塗装する場合は、下地の状態を確認し、脆い場合は補修や掻き落としを徹底しましょう。
自然素材の漆喰や水性塗料を使うと、和の風合いを残しつつ清潔感と現代的な印象を与えられます。
特に白やニュートラルカラーで壁を塗ると空間が明るくなり、鴨居や柱を濃いブラウンに塗装するとコントラストが生まれ高級感が増し、輸入壁紙を襖に貼る方法も和モダンなアクセントとして人気です。
このような施工により、費用を抑えながらも手軽に和室を洗練された空間に変えられます。
③羽目板やベニヤ板を貼る
古い和室の壁に羽目板やベニヤ板を貼ることで、温かみのあるモダンな空間を演出できます。
既存の土壁や古い壁紙の上に直接施工する場合は、まず下地の状態を確認し、必要に応じて胴縁を設置して平滑な面を作ります。
羽目板では、縦張りにすることで天井を高く見せる効果があり、横張りでは空間を広く感じさせることが可能です。
色選びでは、白やライトオークなどの明るい色調を選ぶとモダンな印象になり、ダークブラウンを選べばシックで落ち着いた雰囲気を演出できます。
ベニヤ板の場合は、表面にウッドステインや塗料を施すことで好みの仕上がりを実現できます。
施工時は釘やビスの位置を統一し、継ぎ目を丁寧に処理することで美しく仕上げることが可能です。
④アクセントクロスやデザイン壁紙を利用する
古い和室をモダンにリフォームする際、アクセントクロスやデザイン壁紙を活用すると、空間の印象を大きく変えられます。
壁の一面や床の間などに個性的な色や柄のクロスを取り入れることで、和の雰囲気を残しつつ現代的なデザイン性が加わり、部屋全体の雰囲気を引き締めることも可能です。
グレーや黒、格子柄や市松模様などを選ぶと和モダンな雰囲気が強調され、淡い色やワンポイント柄のクロスを使えば圧迫感なくバランスよく仕上がります
⑤下地処理をしっかり行う
古い和室をモダンにリフォームする際、壁の下地処理は仕上がりや耐久性を左右します。
砂壁や土壁の場合には、表面のほこりやもろい部分を丁寧に落とし、ひび割れはパテやネットテープで補修します。
その後にシーラーなどの下塗り材を塗布して壁面をしっかり固め、塗料やクロスの密着性を高めることが重要です。
特に古い壁は剥がれやすいため、状態に応じて石膏ボードを重ね張りするなど、適切な下地作りを徹底することで、美しくモダンな仕上がりが実現します。
⑥壁材の種類を選ぶ
古い和室をモダンに変える壁材選びは、空間の印象を決定づける重要な要素です。
クロスでは織物調や石目調、コンクリート調などの現代的なテクスチャーを選ぶことで都市的な印象を演出できます。
塗り壁材では、珪藻土や漆喰が調湿効果を持ちながら自然な質感を提供し、モダンでありながら機能性も兼ね備えています。
木質系を利用すれば、突板や化粧合板を使用することで温かみのある現代的な空間の演出が可能です。
タイル材では、大判のセラミックタイルやモザイクタイルがスタイリッシュな印象を与え、石膏ボード系では、表面に特殊な加工を施したデザインボードが立体感のある仕上がりを実現します。
色彩面では、白やグレーを基調とした無彩色系が現代的で、木目調や石目調の自然素材風も人気です。
古い和室をモダンな空間にリフォームする際の注意点
古い和室をモダンな空間にリフォームする際の注意点として、以下の3つの項目が挙げられます。
・建築基準法との関係に注意する
・湿度管理の重要性を考慮する
・和の要素を残せるバランスを検討する
注意点を事前に確認し、古い和室を快適な空間にリフォームしましょう。
建築基準法との関係に注意する
古い和室をモダンな空間にリフォームする際は、建築基準法との関係に注意が必要です。
2025年4月の法改正により、木造2階建て住宅や200㎡超の平屋で大規模な修繕や模様替えを行う場合、従来は不要だった建築確認申請が必要となりました。
特に主要構造部の50％超を改修する場合や間取りの大幅な変更などは、法令遵守が求められます。
違法な増改築や安全基準を満たさない工事を防ぐためにも、リフォーム前に最新の法規制を確認し、必要な手続きを怠らないことが重要です。
参考文献：国土交通省「建築基準法4号特例変更のお知らせ」
湿度管理の重要性を考慮する
古い和室をモダンな空間にリフォームする際は、湿度管理の重要性を十分に考慮しなければいけません。
和室は畳や土壁など湿気を吸収しやすい素材が多いため、適切な湿度を保たないとカビやダニの発生リスクが高まります。
快適な室内環境を維持するためにも湿度計でこまめに湿度を確認し、加湿器や除湿器で40~60％の範囲を保持した定期的な換気に加え、調湿機能付きの壁紙などを有効活用しましょう。
和の要素を残せるバランスを検討する
古い和室をモダンにリフォームする際、和の要素を残すバランスの検討は個性的で調和のとれた空間を作る鍵となります。
完全に洋風化するのではなく、柱や梁などの構造材の木目を活かしながら、壁面だけを現代的な素材に変更することで、伝統と現代の絶妙な融合を実現可能です。
色彩面では、日本の伝統色である藍色やえんじ色をアクセントとして取り入れ、ベースは白やベージュなどのニュートラルカラーで統一します。
素材選びでは、自然素材の質感を重視し、珪藻土や漆喰などの塗り壁材を選ぶことで、和の落ち着きを保ちながらモダンな印象を演出することも可能です。
一部の壁面に和紙風のクロスや竹材を使用し、ほかの面はシンプルな仕上げにすることで、空間にメリハリと奥行きを生み出します。
信頼できる業者に依頼して古い和室のリフォームを成功させよう
古い和室のリフォームに成功すれば、和室の古い雰囲気を一新した科的でモダンな住環境を演出できます。
一方で古い和室のリフォームは、注意点や重要視しなければいけないポイントも多いので、信頼できる工事業者に依頼して工事を成功させましょう。
中でも地域密着型で、相談から工事後のサポートまで一貫したサービスを提供してくれる株式会社RESIAがおすすめです。
