外壁塗装のリフォームローンとは?メリットやローン減税・控除の適用条件も紹介!

外壁塗装のリフォームローンとは?メリットやローン減税・控除の適用条件も紹介!

「そろそろ外壁塗装の時期だけど、まとまった費用がない」「外壁塗装で高機能な塗料を使いたいけれど予算が厳しい」などのお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

外壁塗装は大切な住まいを雨風や紫外線から守り、美観や資産価値を維持するために欠かせないメンテナンスですが、多額の費用がかかるため資金の準備に頭を悩ませる方も少なくありません。

 そこでおすすめしたいのが、外壁塗装のリフォームローンの活用です。

リフォームローンを利用すれば、手元の資金を温存しながら理想のタイミングで工事ができるうえに、高品質な塗料の選択肢も広がります。

さらに特定の条件を満たせば住宅ローン減税や控除の対象となり、税制面での優遇を得ることも可能です。

本記事では外壁塗装のリフォームローンを詳しく解説し、メリットや減税、控除の適用条件についてわかりやすく解説します。

外壁塗装のリフォームローンを賢く活用し、住まいのメンテナンスを最適な形で実現しましょう。

目次

外壁塗装のリフォームローンとは

出典:アステックペイント公式

外壁塗装のリフォームローンとは、住宅のメンテナンスである外壁の塗り替え工事費用を金融機関から借り入れるローンの1つです。

多額の費用を一括で支払う代わりに月々の分割払いが可能となるため、まとまった資金がなくても必要なタイミングで工事ができます。

このような手続きにより、手元の資金を温存しつつ外壁の劣化を放置することなく住居の防水性や美観を維持することも可能です。

加えて借入額や期間、金利などを選べる柔軟性も外壁塗装のリフォームローンの魅力といえます。

下記に外壁塗装のローンについて詳しく解説した記事を掲載するので併せて参考にしてください。

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外壁塗装のリフォームローンのメリット

外壁塗装のリフォームローンのメリット

外壁塗装のリフォームローンのメリットとして、以下の8つの項目が挙げられます。

・まとまった資金がなくても工事ができる
・手元に資金を温存できる
・月々の支払いを軽減できる
・将来的な修繕費用を削減できる
・高品質な塗料を選択できる
・住宅ローン減税・控除が適用される場合がある
・最適なタイミングでメンテナンスできる
・低金利のローンを選べばコストを削減できる

外壁塗装のリフォームローンのメリットを把握し、コスパ良好な外壁塗装を成功させましょう。

下記に外壁塗装の最適なタイミングや、判断基準を記載した記事を掲載するので、リフォームローンで外壁塗装をする際の参考にしてください。

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まとまった資金がなくても工事ができる

外壁塗装は建物を守るために必要なメンテナンスですが、一度に数十万から数百万円という多額の費用が発生します。

そこでリフォームローンを活用すれば、まとまった資金を用意する必要がなくなり、貯蓄を使うことなく金融機関から必要な資金を借り入れられるため、経済的な負担を軽減することが可能です。

このような手続きにより、外壁の劣化が進行するのを待つことなく理想的なタイミングで工事を実施し、建物の長寿命化や資産価値の向上を実現できます。

手元に資金を温存できる

外壁塗装にリフォームローンを利用するメリットの1つとして、手元にある現金を温存できる点が挙げられます。

外壁塗装のリフォームローンの活用により、外壁塗装や急な出費に備えていた貯蓄を使う必要がなくなります。

このような手続きにより、予期せぬ病気や怪我、子どもの教育費や家電の買い替えなど、緊急性の高い支出や将来の計画のために資金を確保し続けることが可能です。

加えて家計に余裕を持たせ、生活設計を安定させるうえでの有効な手段となります。

月々の支払いを軽減できる

外壁塗装のリフォームローンでは、高額な工事費用を一括で支払う代わりにローンによって返済期間を長く設定できるため、月々の支払い負担を軽減できます。

リフォームローンの有効活用により、家計に無理のない範囲で毎月の支払額を設定できるので、生活費やほかの支出を圧迫しません。

このような観点からも、外壁塗装のリフォームローンでは長期的な返済計画を立て、現在の経済状況に合わせた無理のない支払い計画が重要になります。

将来的な修繕費用を削減できる

外壁塗装をリフォームローンで適切な時期に行うことにより、結果的に将来的な修繕費用の削減につながります。

外壁の劣化を放置すると、ひび割れや塗膜の剥がれから雨水が建物内部に浸入し、柱や構造材の腐食、雨漏りといったより深刻な損傷を引き起こしかねません。

これらの大規模な補修には高額な費用が必要ですが、リフォームローンを利用して劣化が軽微なうちに修繕することで、将来的な高額な補修工事を未然に防いでトータルコストを抑えられます。

高品質な塗料を選択できる

外壁塗装のリフォームローンを利用することで初期費用を抑えつつ、よりグレードの高い高品質な塗料を選べるようになるのも、外壁塗装のリフォームローンのメリットです。

リフォームローンの利用により、自己資金だけでは予算の制約から諦めがちだった耐用年数が長く、遮熱性や低汚染性などの高機能を持つ塗料も選択肢に入ります。

高品質な塗料は、長期間にわたり建物を保護するため塗り替え周期が長くなり、将来的なメンテナンスコストの総額を削減することも可能です。

住宅ローン減税・控除が適用される場合がある

外壁塗装にリフォームローンを利用するメリットとして、特定の要件を満たすことで住宅ローン減税(住宅借入金等特別控除)が適用される場合がある点も挙げられます。

この減税・控除制度の利用により、年末のローン残高に応じて所得税から控除を受けられるため、実質的な金利負担を軽減してメンテナンスの総費用を抑えることも可能です。

適用には、「10年以上のローン期間」や「大規模な修繕に該当する工事であること」など、いくつかの条件がありますが、税制優遇を受けることにより経済的な負担を軽減できます。

最適なタイミングでメンテナンスできる

建物の保護のためにも、最適なタイミングで外壁塗装することが重要である一方で、自己資金の準備が整うまでに劣化が進行するリスクがあります。

そこでリフォームローンを利用すれば資金の有無に関わらず、外壁にひび割れや塗膜の剥がれなどのサインが現れた最適な時期を逃さずにメンテナンスできるのもメリットの1つです。

リフォームローンでの外壁塗装で劣化を早期に食い止められるため、雨水の浸入による建物の構造的な損傷や、それに伴う高額な修繕を未然に予防できます。

低金利のローンを選べばコストを削減できる

外壁塗装のリフォームローンを検討する際には、低金利のローンを選択することで支払う利息の総額を最小限に抑えられ、結果としてメンテナンスの総コストを大幅に削減できます。

金利は借り入れ期間中にわたって費用に影響を及ぼすため、複数の金融機関の金利や手数料を比較検討しましょう。

低金利なローンを選ぶことで月々の返済額も抑えられ、家計に優しい形で費用対効果の高い外壁塗装を実現できます。

外壁塗装のリフォームローンに柔軟に対応できる工事業者

リフォームローンを有効活用して高品質な外壁塗装を成功させるためにも、リフォームローンの利用に柔軟に対応可能な工事業者を選択しなければいけません。

そこでおすすめの工事業者が、ユーザーファーストなサービスと充実したサポートを提供している株式会社RESIAです。

株式会社RESIAは、外壁塗装のリフォームローンに関する専門知識と柔軟な対応力を持っており、資金計画に合わせた最適な提案をしてくれます。

ユーザーが費用を理由に低品質な工事を強いられることがないよう、複数のローン提携先や商品の中から、低金利かつ無理のない支払い計画を組み立てるサポートも提供してくれます。

この柔軟な資金対応を背景に塗料の選択肢を広げ、高品質で耐久性の高い塗料を使用することにより、長期的に建物を保護できる高品質な工事を可能にしている工事業者です。

リフォームローンを有効活用し、理想の外壁塗装を成功させたい方はぜひご利用ください。

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外壁塗装のリフォームローンの減税・控除の適用条件

外壁塗装のリフォームローンの減税・控除の適用条件

外壁塗装のリフォームローンの利用において、減税や控除の対象になればコストを抑えての工事が可能になります。

外壁塗装のリフォームローンの減税・控除の適用条件として挙げられるのは以下の項目です。

・住宅の所有者本人が住んでいる自宅であること
・10年以上の外壁塗装などのリフォームローンを組んでいること
・登記上の床面積が50㎡以上の住宅であること
・工事費用が100万円以上かかること
・外壁塗装が大規模な修繕や模様替えに該当すること
・工事に必要な合計金額が2,000万円以下であること
・工事完了から半年以内に所有者の生存を確認できること
・住宅が耐震性や省エネ性の一定基準をクリアしていること

減税・控除の対象となる条件を把握し、コストを抑えた高品質な外壁塗装を実現しましょう。

下記に神戸市の塗装見積の費用相場や助成金などを紹介した記事を掲載するので、コストを抑えた外壁塗装の参考にしてください。

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住宅の所有者本人が住んでいる自宅であること

外壁塗装のリフォームローンで住宅ローン減税・控除の適用を受けるための条件として、その住宅の所有者本人が居住する自宅であるという点が挙げられます。

具体的には、リフォームが完了した日から6カ月以内に所有者がその住宅に住み始め、控除を受ける年の年末まで継続して居住しなければ減税や控除対象にはなりません。

基本的には投資用物件や別荘、家族が住んでいても所有者本人が住んでいない場合は対象外となります。

税制優遇はマイホームの取得や改修を支援するための制度であるため、自己居住の要件は事前に確認しましょう。

参考文献:国税庁「No.1211-4 増改築等をし、令和4年以降に居住の用に供した場合(住宅借入金等特別控除)

10年以上の外壁塗装などのリフォームローンを組んでいること

外壁塗装のリフォームで住宅ローン減税・控除の適用を受けるためには、ローンの返済期間が10年以上であることが必須条件です。

ローン返済期間が10年以上の方のみが対象と限定している理由として、税制優遇が長期的な住宅投資を支援する目的を持っている点が挙げられます。

したがってリフォームローンを組む際に、月々の支払い負担を軽減するために短期間のローンを選択すると、この減税制度の適用対象から外れるので注意が必要です。

このような観点から減税・控除の対象となり、コストを抑えた工事を可能にするためにも、契約時に返済期間が10年を超えるように設定しましょう。

参考文献:国税庁「No.1211-4 増改築等をし、令和4年以降に居住の用に供した場合(住宅借入金等特別控除)

登記上の床面積が50㎡以上の住宅であること

外壁塗装のリフォームローンで減税・控除の適用を受けるためにも、リフォームの対象となる住宅の登記簿上の床面積が50㎡以上でなければいけません。

この面積要件は住宅ローン減税制度が定める基本的な基準であり、一戸建てやマンションなど住宅の種類を問わず適用されます。

この基準を満たさない比較的小さな住宅の場合、そのほかの条件をクリアしていても税制優遇の対象外となってしまうため、前に登記簿謄本などで正確な床面積を確認しなければいけません。

参考文献:国税庁「No.1211-4 増改築等をし、令和4年以降に居住の用に供した場合(住宅借入金等特別控除)

工事費用が100万円以上かかること

外壁塗装のリフォームローンで減税・控除の適用を受けるためには、その工事に要した合計費用(ローンを利用しない自己資金部分も含む)が100万円以上でなければいけません。

この100万円という基準は単なる軽微な補修ではなく、ある程度の規模を持つ本格的なリフォーム工事であることを示すための要件として設定されています。

そのため足場代や塗料代、工賃など全ての費用を含めた総額がこの金額を下回ると、ほかの条件を満たしていても税制優遇の対象外になるため注意が必要です。

参考文献:国税庁発行「No.1216 増改築等をした場合(住宅借入金等特別控除)

外壁塗装が大規模な修繕や模様替えに該当すること

外壁塗装でリフォームローン減税・控除の適用を受けるためには、その工事が建築基準法に定める大規模な修繕や、大規模な模様替えに該当しなければいけません。

単なる色塗り替えや部分的な補修では対象にならず、具体的には、壁や柱、床、梁や屋根、階段など建物の主要構造部の修繕または模様替えが該当します。

外壁塗装がこの要件を満たすには、単に外壁の塗膜を塗り替えるだけでなく、壁や柱などの主要構造部に影響を及ぼすような建築士による証明が必要なレベルの工事でなければいけません。

参考文献:国税庁「No.1211-4 増改築等をし、令和4年以降に居住の用に供した場合(住宅借入金等特別控除)

工事に必要な合計金額が2,000万円以下であること

外壁塗装のリフォームローンにおいて減税・控除の適用を受けるための条件として、借入金等の年末残高の上限額とは別にリフォーム工事そのものの総額が2,000万円以下でなければならないという要件が設けられています。

この金額を超える大規模なリフォームの場合、その超えた部分については減税の対象外となります。

したがって税制優遇を受けるためにも、工事契約前に総費用がこの制限内に収まっているか事前に確認しなければいけません。

参考文献:国税庁発行「No.1216 増改築等をした場合(住宅借入金等特別控除)

工事完了から半年以内に所有者の生存を確認できること

住宅ローン減税の適用を受けるためには、その住宅が「自己の居住の用」に供されていることが大前提となります。

この「自己の居住」の要件は、工事完了日または住宅の引渡しを受けた日から6カ月以内に、その所有者本人がその住宅に実際に住み始めることを求めています。

したがって、「所有者の生存を確認できること」という直接的な要件はありませんが、所有者が生存して住宅に居住していることも、税制優遇を受けるための前提条件です。

参考文献:国税庁「No.1211-4 増改築等をし、令和4年以降に居住の用に供した場合(住宅借入金等特別控除)

住宅が耐震性や省エネ性の一定基準をクリアしていること

外壁塗装を含むリフォームで住宅ローン減税・控除の適用を受けるには、その住宅が一定の耐震基準や省エネルギー性の基準を満たしていることが条件となる場合があります。

特に築年数の古い住宅の場合、新耐震基準に適合していなければいけないので事前に確認しましょう。

外壁塗装と合わせて断熱材の追加などの省エネ改修工事をした場合、特定の省エネ基準をクリアすることで省エネ改修特例の対象となり、控除の優遇を受けられます。

これらの基準適合は建築士などが発行する証明書での確認が必要で、単に工事を行うだけでなく性能基準もクリアしなければいけません。

参考文献1:国税庁発行「No.1222 耐震改修工事をした場合(住宅耐震改修特別控除)

参考文献2:国税庁発行「国税庁 No.1219 省エネ改修工事をした場合(住宅特定改修特別税額控除)

外壁塗装のリフォームローンでコスパ良好なメンテナンスを実現しよう

高品質な外壁塗装を施せば美観や耐久性も向上し、住宅の長寿命化にもつながります。

一方で外壁塗装には多額の費用がかかるので、今後外壁塗装を検討中の方は本記事を参考にリフォームローンを有効活用し、コスパ良好な自宅のメンテナンスを実現してください。

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