外壁塗装を検討する際、最も不安なのが「悪徳業者に騙されないか」という点ではないでしょうか。
神奈川県や横浜市でも高額な契約を迫られたり、手抜き工事されたりといったトラブルが後を絶ちません。
競争の激しい横浜や神奈川エリアでは悪徳業者の手口も巧妙化しており、極端な値引きや突然の訪問による不安を煽る営業などに遭遇し、不安を感じたケースも多く見受けられます。
そのような状況において悪質業者に騙されないためにも、契約前に的確な質問を投げかけて業者の対応に注視すれば、その業者が本当に信頼に値するかを見抜くことも可能です。
そこで本記事では、神奈川県や横浜市の外壁塗装における悪徳業者を見抜くための質問例15選を紹介するので、信頼できる工事業者を見つけるための参考にしてください。
神奈川県や横浜市の外壁塗装の悪徳業者とは
神奈川県や横浜市で見られる外壁塗装の悪徳業者は、消費者の不安や知識不足につけ込む巧妙な手口を使うケースが多いです。
例えば、突然の訪問販売で「このままでは危険だ」などと過度に不安を煽り、考える間を与えずに即日契約を迫る手法などが挙げられます。
「今だけの限定割引」や「モニター価格」と称して相場からかけ離れた大幅な値引きを提示し、契約を急がせる手口も多いです。
見積もり書の内容が「一式」表記で金額の詳細が不明瞭なケースや、工事中に予期せぬ高額な追加費用を請求する金銭的なトラブルも多発しています。
さらに下地処理を省略するなど手抜き工事をして、口約束で保証を反故にするなど、施工品質やアフターフォローにも問題がある悪徳業者も存在するため、契約前の詳細確認を徹底しましょう。
参考文献:国民生活情報センター
下記に外壁塗装の詐欺に関する記事を掲載するので、悪徳業者を見分けるための参考にしてください。

神奈川県や横浜市の外壁塗装の悪徳業者を見抜くための質問例15選

ここからは、神奈川県や横浜市の外壁塗装の悪徳業者を見抜くための質問例15選を紹介します。
悪徳業者による詐欺を回避し、信頼できる工事業者選びの参考にしてください。
下記に外壁塗装業者の選び方を紹介した記事を掲載するので、信頼できる業者選びの参考にしましょう。

塗料と施工に関する質問
工事完了後のトラブルを防ぐためにも、外壁塗装で使用する塗料や施工内容は着工前に細かく確認しなければいけません。
使用する塗料や施工内容に関する重要な質問事項には、以下の7つの項目が挙げられます。
・使用予定の塗料の製品名
・使用する塗料の規定の塗布量
・下塗り・中塗り・上塗りの施工日程
・工程表への乾燥時間の記載状況
・下塗り材の選定理由
・下請けに外注するか自社施工か
・工事中の近隣への配慮について
ここからは、それぞれの質問内容を細かく解説するので、外壁塗装業者選びの参考にしてください。
①使用予定の塗料の製品名に関して質問する
悪徳業者を見抜くためにも、使用予定の塗料の製品名に関して質問し、メーカー名や製品シリーズ名、グレード名などを含む使用予定の塗料の正確な製品名と、塗料のカタログの提示を求めましょう。
その際に信頼性の高い業者であれば、どのメーカーの何という塗料を何缶使うのかを明確に提示できます。
一方で「一般的なシリコン塗料です」「うちのオリジナル塗料です」など、曖昧な返答しかしない業者は信用できません。
さらに耐用年数や保証期間が記載された具体的な製品カタログや仕様書の提示を拒否すれば、塗料のグレードを偽ったり安価な塗料を高額で契約させようとする悪徳業者の可能性が高いです。
②使用する塗料の規定の塗布量を質問する
優良業者は使用する塗料の性能を発揮させるため、メーカーが定めた「1平方メートルあたり何キログラム塗るべきか」という規定塗布量を把握しています。
そのため悪徳業者を見抜くにも「使用する塗料の規定塗布量を教えてほしい」と尋ね、さらに「当方の塗装面積に対して、必要な塗料の総量(缶数)はいくつになるか」を計算して提示するように求めましょう。
規定量より少ない塗料を使わければ塗膜が薄くなり、数年で剥がれたり色褪せるなど、メーカー保証の耐用年数より早く劣化する施工不良につながります。
この質問に明確な数値で答えられない、あるいは塗布量の根拠を提示できない業者は、材料費を削減し利益を増やそうとする手抜き工事を前提とする可能性が高いです。
③下塗り・中塗り・上塗りの施工日程に関して質問する
優良業者は下塗りや中塗り、上塗りの各工程間で塗料メーカーが定める規定の乾燥時間を厳守します。
一方の悪徳業者は工期短縮のために、乾燥時間を無視して次々と塗り重ねる手抜き工事をする可能性が高いです。
そのため悪徳業者を見分けるためにも、下塗り後に中塗りを始めるまでの正確な乾燥時間や、中塗りや上塗りをそれぞれ何日に実施するのかを具体的に質問し、その理由まで尋ねましょう。
一般的な塗料では最低でも数時間は必要なため、「全てを1日で終わらせる」といった回答や、具体的な乾燥時間の根拠を提示できない業者は、塗料の密着不良や早期剥がれを引き起こす粗悪な施工を計画している可能性が高いので注意が必要です。
④工程表への乾燥時間の記載状況を質問する
優良業者の工程表には高圧洗浄や各塗りの工程に加え、使用する塗料の規定に基づいた乾燥時間が具体的に明記されています。
乾燥時間は塗膜の剥がれや膨れなどの施工不良を防ぐため、塗料が次の工程に進む前に確実に硬化するために必要な時間ですが、悪徳業者は工期を短縮し利益を上げるために乾燥時間を省略した工程表を提示したり、乾燥時間の記載自体を曖昧にします。
そのため下塗りから中塗り、中塗りから上塗りの間の乾燥時間は何時間と計画しているかを工程表で確認し、その時間がメーカーの仕様書と合致しているかをチェックすることで、手抜き工事を未然に見抜くことも可能です。
工程表に乾燥時間が入っていない場合や、短すぎる工程表を作成していれば悪徳業者の可能性があります。
⑤下塗り材の選定理由を質問する
外壁塗装において、下塗り材は上塗り塗料の密着性を確保し、外壁材の吸い込みを抑える接着剤のような最も重要な役割を担います。
そのため悪徳業者を見抜くためにも、シーラーやフィラー、プライマーなどの中から下塗り材を選んだ理由を質問しましょう。
その際に優良業者はモルタルやサイディングなどの外壁の素材や、ひび割れの有無やチョーキングの程度などの劣化状況を正確に診断し、「サイディングの吸水性が高いため、浸透性の高い〇〇シーラーを選定した」といった科学的な根拠に基づいた提案ができます。
一方で説明が曖昧だったり、外壁の状態に関係なく常に安価な下塗り材を使うと回答した業者は、手抜きや施工不良のリスクが高いため、契約を避けましょう。
⑥下請けに外注するか自社施工するかを質問する
悪徳業者を見抜くためにも、実際の工事を下請けに外注するのか、自社の職人で施工するのかも確認しましょう。
大手ハウスメーカーや訪問販売の会社は、契約後に地域の塗装業者に丸投げする下請け施工が一般的です。
この場合、中間マージンが発生するため費用が高くなるうえ、施工の指示が営業担当者経由になり、現場での品質管理や要望の伝達が曖昧になるリスクがあります。
一方で自社施工する業者は、中間マージンが発生せずコストが抑えられ、自社の責任で工事するため品質への責任感が強いです。
仮に業者がどちらの形態であっても、現場の責任者は誰で、どのように品質管理をするのかを明確に説明できる業者を選択しましょう。
自社での一貫した施工体制による、高品質な外壁塗装なら株式会社RESIAがおすすめです。
⑦工事中の近隣への配慮について質問する
悪徳業者を見抜くためにも、工事着工前と完了時の近隣への挨拶をどのように計画しているかなど、近隣への配慮についても質問しましょう。
悪徳業者は足場組立や高圧洗浄時の騒音、塗料の臭いや飛散などへの配慮が欠けており、近隣トラブルを頻繁に起こします。
一方の優良業者は必ず工事の日程や時間、期間中の作業内容や連絡先を明記した挨拶文を作成し、最低でも両隣と向かい3軒、裏3軒に責任を持って事前に配布します。
仮に挨拶の範囲やタイミング、トラブル発生時の責任体制について曖昧な回答しかできない業者は、近隣との関係や施工マナーへの意識が低く、トラブルを放置する可能性が高いため注意が必要です。
見積もりや契約に関する質問

神奈川県や横浜市の外壁塗装の悪徳業者を見分けるためにも、工事に関する事項だけでなく、見積もりや契約に関しても確認しなければいけません。
神奈川県や横浜市の外壁塗装における、見積もりや契約に関する質問として挙げられるのは以下の4点です。
・見積もり書内の「一式」と記載されている項目の内訳
・足場代・養生費・高圧洗浄費などの内訳について
・契約後に追加費用が発生するケースについて
・当日契約でなければ割引が受けられないか
各項目を把握して悪徳業者を回避し、優良業者と健全な契約を結びましょう。
⑧見積もり書内の「一式」と記載されている項目の内訳を質問する
悪徳業者は見積もり書に「足場代一式」や、「養生費一式」といった曖昧な「一式」表記を多用し、具体的な費用や数量を隠す傾向があります。
そのため悪徳業者を見抜くためにも、これらの「一式」項目の詳細な数量と単価の内訳を具体的に質問しましょう。
例えば、足場代であれば足場の総面積(平方メートル)と1平方メートルあたりの単価、養生費であれば使用する材料や手間など、内訳を明確に提示できるかを確認しなければいけません。
この質問に明確に答えられない、または内訳の開示を拒否する業者は、不当な上乗せ請求や、後から追加料金を要求する悪質な意図が隠されている可能性があるため契約は避けましょう。
⑨足場代・養生費・高圧洗浄費などの内訳について質問する
優良な業者であれば足場代や養生費、高圧洗浄費などの付帯工事費についても見積もり書で単価(1平方メートルあたりの金額)と数量を明確に記載します。
一方の悪徳業者は、これらの費用を「一式」でまとめて高額請求したり、適当な単価を設定するケースが多いです。
そのため、必ず付帯工事費の項目の単価と算出根拠を質問し、中でも足場の単価は、地域の相場から大きくかけ離れていないかを事前に確認しましょう。
具体的な内訳の提示を渋ったり、「全体でこの値段です」としか答えない業者は費用の信頼性が低く、不当な料金を上乗せ請求する可能性が高いため注意が必要です。
⑩契約後に追加費用が発生するケースについて質問する
悪徳業者を見抜くためにも、契約後に提示された見積もり額以外で追加費用が発生する具体的なケースについても質問しましょう。
悪徳業者は契約を急がせるために脅迫的に劣化診断を見せ、契約後に「予想以上に外壁材の傷みがひどかった」「シロアリ被害があった」などと理由をつけて高額な追加工事費を請求します。
一方の優良業者は契約前に徹底的な診断を行うため、追加費用が発生するケースは少なく、想定外の腐食箇所が発見された場合などの発生条件を具体的に説明できます。
そのため追加費用に関する質問への曖昧な回答や、診断の不徹底を理由に追加費用を請求する可能性がある業者は悪徳業者の可能性が高いです。
⑪当日契約でなければ割引が受けられないか質問する
悪徳業者は、訪問や見積もり当日に「今すぐ契約すれば大幅に割引する」「本日限りでなければこの価格は提供できない」と強引に契約を迫ります。
そのため悪徳業者を見抜くためも、その場で契約しなければ割引が受けられないのかを質問しましょう。
優良業者はユーザーに冷静に検討する時間を与えるべきだと理解しており、数日間の見積もりの有効期限を設定します。
一方で当日契約を強く迫ったり、「今契約しなければ損をする」と焦らせる業者はクーリングオフ期間の回避や、他社との比較検討させたくないという悪意があるため、その場での契約は避けましょう。
会社や保証制度に関する質問
神奈川県や横浜市の外壁塗装の悪徳業者を見抜くためには、業者の状況や契約後の保証制度なども細かく確認しなければいけません。
以下に神奈川県や横浜市の外壁塗装を見抜くための、会社や保証制度に関する質問事項を明記します。
・会社の所在地や創業年数
・建設業許可や塗装技能士の資格の有無
・工事の保証書や塗料メーカーの保証書の発行の有無
・近隣での過去の施工実績
各項目を明確に把握し、信頼性の高い業者を選ぶための参考にしましょう。
⑫会社の所在地や創業年数を質問する
悪徳業者を見抜くためにも、会社の正確な所在地や創業年数や事業開始時期などを質問しましょう。
信頼性の高い地域密着型の業者は、問題があればすぐに対応できる地元に実店舗や事務所を構えています。
創業年数が長いのは、地域で長期間にわたり事業を継続し、過去の施工実績と信頼を積み重ねてきた証拠です。
一方の悪徳業者は所在地が曖昧で創業年数も極端に短かく、営業所や連絡先を頻繁に変更する傾向があります。
そのため、会社の正確な所在地や創業年数を質問した際の回答が、登記情報やウェブサイトと一致するかを照らし合わせることも、有料業者選定の重要なポイントです。
⑬建設業許可や塗装技能士の資格の有無を質問する
悪徳業者を見抜くためにも、建設業許可(塗装工事業)や一級塗装技能士の資格の有無を必ず質問しましょう。
外壁塗装は無許可でも開業可能ですが、建設業許可は一定の財産基盤や経営経験がないと取得できず、許可証を提示できる業者は経営面における信頼性が高いです。
一方の一級塗装技能士は国家資格であり、7年以上の実務経験がなければ受験できないため、この資格を持つ職人や代表者がいることは、技術力の高さと高品質な施工が期待できる証明になります。
これらの許可証や合格証の提示を渋ったり、「特に資格は必要ない」とごまかす業者は、経験や技術が未熟な悪徳業者である可能性が高いです。
⑭工事の保証書や塗料メーカーの保証書の発行の有無を質問する
悪徳業者を見抜くためにも、工事完了後に自社が発行する工事保証書と使用した塗料メーカーが発行する塗料保証書が発行されるかも質問しましょう。
悪徳業者は、施工不良による再工事を防ぐために保証書の発行を拒否したり、「自社保証のみ」としてメーカー保証を隠します。
一方のメーカー保証は、規定の塗布量を守った正しい施工が行われなければ発行されません。
そのため両方の保証書を提示し、保証期間や適用範囲について明確に説明できる業者は施工品質に自信があり、トラブル時にも責任を果たす信頼できる業者と判断できます。
⑮近隣での過去の施工実績に関する質問をする
悪徳業者を見抜く質問として、自社の職人が手掛けた近隣での過去の施工実績を尋ねましょう。
悪徳業者は地域に根差した実績がないため、具体的な施工現場の住所や、その現場で工事を担当した職人の経験年数を提示できません。
一方の優良業者は最近完了した近所の現場の写真に加え、「許可が得られれば実際の施工現場を見学させてほしい」という要望にも快く対応してくれます。
したがって具体的な実績を隠したり、遠方や抽象的な事例しか挙げられない業者は地域での信頼性や施工経験が不足し、訪問販売を繰り返すだけの会社である可能性が高いため依頼は避けましょう。
神奈川県や横浜市の外壁塗装は正しい質問で悪徳業者を見抜こう
神奈川県や横浜市での外壁塗装を成功させるためにも、業者との細かな打ち合わせやヒアリングを徹底し、品質や価格に関するトラブルを回避しなければいけません。
そのような状況において悪徳業者を見抜くためにも、本記事を参考にして業者への正しい質問を心がけて優良業者への依頼を成功させてください。
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