屋根リフォームとは?工法別の相場や補助金、詐欺の手口や屋根材の種類も紹介!

屋根リフォームとは?工法別の相場や補助金、詐欺の手口や屋根材の種類も紹介!

住宅の屋根は、雨風や紫外線から家全体を守る重要な役割を担っています。

一方で経年劣化により屋根材のひび割れや色褪せ、雨漏りなどのトラブルが発生するので、住宅の健全化のためにも屋根リフォームがおすすめです。

しかし屋根リフォームといっても、カバー工法や葺き替えなど工法が多岐にわたり、費用相場も屋根材の種類によって大きく変動するため、何から手をつけて良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では主要なリフォーム工法別の費用相場から知っておきたい補助金制度、悪質な詐欺の手口や屋根材の選び方まで、専門的な内容を詳しく解説します。

自宅の屋根の状態を把握し、信頼できる業者を選ぶための知識を身につけ、大切な住まいを長く守るための知識を身に着けましょう。

目次

屋根リフォームとは

屋根リフォームとは

屋根リフォームとは、風雨や紫外線から建物を守る屋根の機能や美観を回復、向上させるための工事です。

主な方法として、古い屋根材の上から新しい屋根材を重ねるカバー工法や、既存の屋根材をすべて撤去して新しいものに替える葺き替え工事があります。

屋根リフォームは単に雨漏りを防ぐだけでなく、耐震性や断熱性を高める役割も担っており、住宅を長持ちさせるために必要なメンテナンスです。

使用する屋根材の種類や工法によって費用や耐久性が大きく異なり、工事を成功させるためには適切なタイミングと方法を選択しなければいけません。

下記に屋根リフォームの1つである、屋根塗装の必要性などを解説した記事を掲載するので参考にしてください。

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屋根リフォームの工法別の相場

屋根リフォームの主な工法は、以下の7つに分類されます。

・カバー工法(重ね葺き)
・葺き交換工事
・スレート屋根への葺き替え
・ガルバリウム鋼板屋根工事
・陶器やセメント瓦などの瓦屋根への変更
・アスベスト含有屋根の葺き替え
・防水シート・下地処理・足場設置

ここからは各工法の費用相場を詳しく解説するので、コスパ良好な屋根塗装の参考にしましょう。

下記に屋根リフォームの必要性の検討に役立つ、ドローンの屋根点検に関する記事を掲載するので併せて参考にしてください。

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カバー工法(重ね葺き)の相場

出典:テイガク公式

カバー工法(重ね葺き)は、既存の屋根材を撤去せずに新しい屋根材を上からかぶせる工法です。

この工法の相場は、一般的に一平方メートルあたり7,000~15,000円程度となることが多いですが、工事全体の費用は総額で100~200万円程度が目安とされています。

費用はガルバリウム鋼板をはじめとした新しい屋根材の重ね葺きか、既存の屋根の補修が必要かによって変動します。

葺き替え工事に比べて廃材処分費や工期が抑えられるため、比較的コストを抑えたい場合に選ばれる工法です。

葺き交換工事の相場

葺き替え工事とは既存の屋根材をすべて撤去し、下地から新しく作り直して新しい屋根材を葺く本格的なリフォーム工法です。

この工法の費用相場は、30坪程度の一般的な住宅で総額120~250万円程度が目安となります。

カバー工法に比べて古い屋根材の撤去・処分費や下地の補修費が発生するため高額になりがちですが、屋根全体の耐久性を根本的に向上させることが可能です。

費用は金属屋根か瓦など選ぶ屋根材の種類や、既存の屋根にアスベストが含まれているかによって変動します。

スレート屋根への葺き替え

出典:テイガク公式

スレート屋根への葺き替え工事は既存の屋根材を撤去し、軽量でコストパフォーマンスに優れたコロニアルなどの新しいスレート材に交換する工法で、一般的な住宅で総額100~150万円程度が目安とされています。

ただし、古いスレート屋根にアスベストが含まれている場合は、撤去や処分に特別な費用が加算されるため、総額が130~200万円程度に上昇する可能性が高いです。

スレート屋根は比較的安価な屋根材であるため、ほかの屋根材への葺き替えに比べて費用を抑えられます。

ガルバリウム鋼板屋根工事の相場

出典:株式会社池田塗装公式

ガルバリウム鋼板は軽量で耐久性が高い人気の屋根材で、そのリフォームはカバー工法と葺き替えの二通りがあります。

カバー工法の場合、一般的な住宅で総額80~150万円程度が相場です。

一方、既存の屋根を撤去する葺き替えでは撤去費用が加わるため、総額120万~250万円程度が目安となります。

断熱材一体型の高機能な製品を選ぶと費用は高くなりますが、軽量性による耐震性の向上や、錆に強い特性からメンテナンス頻度が少ない点が長期的な視野におけるメリットです。

陶器やセメント瓦などの瓦屋根への変更の相場

ほかの屋根材から陶器やセメント瓦などの瓦屋根へ葺き替える場合、既存の屋根材の撤去費用に加え、瓦自体の材料費と高い施工技術が必要なため、ほかの工法よりも高額になる傾向があります。

一般的な住宅の陶器やセメント瓦などの瓦屋根へ葺き替え費用は、総額で150~250万円程度が相場です。

特に陶器瓦は耐久性が非常に高く、メンテナンスの手間が少ないため初期費用は高いものの、長期的に見ると費用対効果に優れています。

さらに瓦から軽量な金属屋根などへの変更は、建物の耐震性向上も見込める費用対効果に富んだ工事です。

アスベスト含有屋根の葺き替え

アスベストを含有するスレート屋根などの葺き替えは、通常の葺き替え費用に加え、アスベストの飛散防止措置と専門業者による適正な撤去・処分が義務付けられるため、費用が高くなります。

一般的な戸建ての場合、アスベスト関連の費用として屋根材の撤去・処分だけで数十万円程度が上乗せされるのが現状です。

葺き替えの総額は新しい屋根材の種類にもよりますが、150~250万円程度が目安となります。

行政の補助金制度を利用できる場合があるため、コストを抑えるためにも事前に確認しましょう。

防水シート・下地処理・足場設置の相場

屋根リフォームにおける防水シートや下地処理、足場設置の費用は、屋根材の工法に関わらず必須となる基本費用です。

防水シートは材料費と施工費を合わせて1平方メートルあたり500~1,500円程度に推移しています。

下地処理や野地板の補修や交換が必要な場合は、劣化状況によりますが1平方メートルあたり1,500~2,500円程度が相場です。

安全確保のために必須となる足場設置費用は、約30坪の一般的な二階建て住宅で15~25万円程度と、工事全体の費用の大きな割合を占めます。

これらの費用は、建物の規模や形状、選ぶ材料によって変動するので事前に業者に確認しましょう。

多岐にわたる屋根リフォームに対応可能な工事業者

屋根リフォームは特殊な工法も多いため、高品質なリフォームを成功させるためにも高度なスキルを持つ、信頼性の高い業者に依頼しなければいけません。

そこでおすすめなのが、地域密着型で屋根リフォームの実績も豊富な株式会社RESIAです。

株式会社RESIAは最新技術を活用したドローンによる無料点検に加え、多岐にわたる施工に対応可能な工事業者です。

ドローン点検により人が直接登ることが難しい急勾配の屋根や高所でも、安全かつ高精度に劣化状況を把握できます。

早期点検により初期の小さな損傷や雨漏りの原因を正確に見つけ出し、無駄のない最適なリフォーム計画の立案も可能です。

幅広い屋根リフォーム工法にも対応しているため、点検結果に基づいて塗装やカバー工法、葺き替えの中から自宅の状態や予算に最適な工法を選択してくれるうえに、一貫した自社施工体制も強みといえます。

屋根の点検から自社による一貫した高品質な施工まで、屋根リフォームに関する幅広いサポートを受けたい方はぜひご利用ください。

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さらに株式会社RESIAのドローンの無料屋根点検に関する記事も下記に掲載するので、屋根点検やリフォームを検討中の方は参考にしてください。

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屋根リフォームに有効活用できる補助金

屋根リフォームに有効活用できる補助金

コストを抑えた屋根リフォームを成功させるためにも、国が指定している補助金を利用するのもおすすめです。

屋根リフォームに利用可能な補助金には、以下の2点が挙げられます。

・長期優良住宅化リフォーム事業
・住宅省エネ2025キャンペーン

利用可能な補助金の内容を把握し、コストを抑えた屋根リフォームを成功させましょう。

下記にリフォームの助成金の種類や利用可能な条件を紹介した記事を掲載するので併せて参考にしてください。

長期優良住宅化リフォーム事業

出典:(株)デンヒチ公式

長期優良住宅化リフォーム事業は、既存住宅の長寿命化や省エネルギー性、耐震性などの性能向上を目的としたリフォームを支援する国の補助金制度です。

屋根リフォームを単独で行う場合は原則対象外ですが、劣化対策や耐震性、省エネ対策といった必須の性能向上工事と合わせて実施する場合、屋根の張り替えや補修工事などが補助対象となります。

補助率はリフォーム費用の概ね3分の1程度で加算要件により異なりますが、最大で160~210万円が支援されます。

参考文献:国土交通省「長期優良住宅化リフォーム推進事業

住宅省エネ2025キャンペーン

出典:新日本ガス公式

住宅省エネ2025キャンペーンは家庭の省エネを推進するため、国土交通省と経済産業省、環境省の3省が連携して行う補助事業の総称です。

屋根リフォームに関しては、主要な補助事業である「子育てエコホーム支援事業(リフォーム)」において、屋根や天井の断熱工事が補助対象となります。

窓の断熱改修や高効率給湯器の設置などと合わせて行うことで、省エネ性能を高め、最大60万円を上限とする補助金の受給が可能です。

必須工事と任意工事の組み合わせによって補助額が異なり、すべての世帯が対象となります。

参考文献:国土交通省「住宅省エネ2025キャンペーン

屋根リフォームの詐欺の手口

屋根リフォームの詐欺の手口

国民生活センターによると、突然訪問して点検後に不安を煽って契約を迫る手口である、屋根工事の点検商法に関する相談件数は2022年度で2,885件となり、近年大幅に増加しているのが現状です。(※国民生活センター調べ)

詐欺業者は主に下記の6つの悪質な手口で違法なリフォームに着手します。

・突然の訪問営業で不安をあおる
・大幅値引きを強調して即契約を迫る
・点検と称して故意的に屋根を破損させる
・着手金を要求して工事しない
・不要な工事で追加請求する
・火災保険の悪用を勧める

詐欺業者の悪質な手口を事前に把握し、健全な屋根リフォームを成功させましょう。

参考文献:国民生活センター「屋根工事のトラブル件数

下記に外壁塗装の詐欺の手口や、補助金を悪用した詐欺事例などを紹介した記事を掲載するので併せて参考にしてください。

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突然の訪問営業で不安をあおる

屋根リフォームの詐欺業者は、突然の訪問営業で「近所で工事をしていて、家の屋根が壊れているのが見えた」などと不安をあおる手口を使います。

彼らは無料点検と称して屋根に上がり、わざと瓦をずらしたり写真を加工したりして深刻な被害があるように見せかけ、「すぐに直さないと大変なことになる」と即決を迫り、高額でずさんな契約を結ばせようとします。

このような手口は、消費者の冷静な判断を奪う「点検商法」の典型なので注意しましょう。

大幅値引きを強調して即契約を迫る

屋根リフォーム詐欺業者は消費者の判断力を鈍らせるため、「本日限り」「モニター価格」といった大幅な値引きや割引を強調し、「今契約しないとこのチャンスを逃す」と即座の契約を迫ります。

このような方法は、適正価格を隠して高額な契約を結ばせる強引な手段であり、本来の価格設定が不透明なため、値引き後であっても相場より高いケースがほとんどです。

ユーザーが他社と比較検討する時間を与えず、その場の勢いで契約させようとする悪質な方法といえます。

一方で安心、信頼できる屋根点検なら、株式会社RESIAのドローンによる無料屋根点検がおすすめです。

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点検と称してわざとに屋根を破損させる

屋根リフォームの詐欺業者は無料点検と称して屋根に上がった際、わざとに瓦をずらしたり、ひび割れを作ったりといった悪質な行為に及びます。

この手口は実際には存在しない、または軽微な破損を自分たちで作り出すことで、点検後に「このままでは雨漏りする」と深刻な被害写真を提示し、消費者の不安を最大限にあおるための悪質な手口です。

このような手口により緊急性を感じた消費者に、高額なリフォーム契約を即座に結ばせようとします。

着手金を要求して工事しない

屋根リフォーム詐欺業者は、契約後すぐに工事開始の準備費用や材料費などの名目で高額な着手金を要求します。

消費者がこの着手金を支払うと、その後は正当な理由をつけて工事を開始せず、最終的には連絡が途絶えて消息不明になるケースも多いです。

このような業者は最初から着手金を持ち逃げすることを目的としており、消費者は工事が行われないまま金銭的な損害を被るという、最も悪質な詐欺手口といえます。

不要な工事で追加請求する

屋根リフォーム詐欺業者は、当初の契約に含まれない不要な追加工事をでっち上げ、不当な追加請求を繰り返す悪質な手口も使います。

工事の途中で「予想外の腐食が見つかった」「このままでは契約外の部分から雨漏りする」などと不安をあおり、その場で高額な追加費用を要求する手口です。

その際には専門知識がないユーザーは必要性を確認できず、いわれるがままに追加費用を支払い続け、最終的に法外な総額を請求されます。

火災保険の悪用を勧める

屋根リフォーム詐欺業者は、契約を勧めるために「火災保険を使えば自己負担ゼロで工事ができる」と持ちかけ、保険金の不正請求を勧める手口も用います。

実際には、経年劣化による破損を自然災害によるものだと偽って申請させたり、申請に必要な虚偽の書類や写真を作成させる悪質な手口です。

このような方法は保険会社に対する詐欺行為にあたり、ユーザーが加担させられることにより、後に保険契約の解除や損害賠償といった大きなトラブルに巻き込まれる危険性があるので注意しましょう。

屋根リフォームに必要な屋根材の種類

屋根リフォームに必要な主な屋根材の種類には、以下の6つが挙げられます。

・スレート(コロニアル・カラーベスト)
・ガルバリウム鋼板
・日本瓦(陶器瓦・セメント瓦)
・アスファルトシングル
・金属瓦(ジンカリウム鋼板など)
・樹脂繊維セメント板

高品質な屋根リフォームを成功させるためにも、屋根材の種類を把握して自宅に最適な選択をしましょう。

スレート(コロニアル・カラーベスト)

スレート屋根材は一般的に「コロニアル」や「カラーベスト」という商品名で知られる、セメントを主成分とする薄い板状の屋根材です。

軽量で耐震性に優れ、安価なため日本の住宅に広く普及しています。

豊富な色やデザインが選べる意匠性の高さが魅力ですが、耐用年数が近づくと表面の塗膜が劣化し、ひび割れやコケが発生しやすくなるため、定期的な塗り替えやメンテナンスが不可欠です。

近年はこのメンテナンスのタイミングで、カバー工法が多く選ばれています。

ガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板はアルミニウムや亜鉛、シリコンを組み合わせた合金でメッキされた金属屋根材です。

最大の特長として非常に軽量であるため建物への負担が少なく、耐震性に優れている点が挙げられます。

サビに強く耐久性も高く、多様な形状やカラーバリエーションがあるためモダンな外観を好む方に人気の屋根材です。

初期費用はスレートより高めですが、耐久性とメンテナンスサイクルの長さからトータルコストでは安価になることが多く、カバー工法にも適しています。

日本瓦(陶器瓦・セメント瓦)

日本瓦は古くから日本の住宅に用いられてきた伝統的な屋根材で、主に釉薬を塗って高温で焼き上げた陶器瓦と、セメントを成形したセメント瓦があります。

陶器瓦は耐久性が高く、色落ちや変色がほとんどないためメンテナンスの手間が少ない点が魅力です。

ただし、重量があるため耐震性に配慮しなければいけません。

一方のセメント瓦は、陶器瓦より安価ですが、表面の塗装が劣化するため定期的な塗り替えが必要になります。

どちらの材料も重厚な美しさが特徴の屋根材で、再利用が可能な点もメリットです。

アスファルトシングル

アスファルトシングルはガラス繊維の基材にアスファルトを浸透させ、表面に石粒を吹き付けてシート状にした屋根材です。

軽量で屋根への負担が少なく、耐震性に優れている点が特長といえます。

加えて柔軟性も高いため加工が容易で、複雑な形状の屋根にも対応しやすく、価格も比較的安価です。

石粒の意匠性により独特の質感があり防水性や防音性も高いですが、強風で剥がれやすい可能性があり、経年劣化により表面の石粒がはがれることもあります。

金属瓦(ジンカリウム鋼板など)

金属瓦、特にジンカリウム鋼板を使用したものは、瓦の形状を模した金属屋根材です。

ガルバリウム鋼板と同様の耐久性を持ちながら、表面に天然石粒をコーティングすることで瓦のような重厚な質感を再現しつつ、金属特有の遮音性の低さを実現しています。

特徴として非常に軽量でありながら、複雑な意匠を持つ伝統的な瓦屋根に近い外観を実現できる点が挙げられ、耐震性と美観を両立したい場合に有効です。

サビに強く、長期にわたりメンテナンス費用が抑えられる点もメリットといえます。

樹脂繊維セメント板

商品名では「ルーガ」などと呼ばれる樹脂繊維セメント板は、セメントに樹脂や繊維を混ぜることで強度と軽量化を両立させた屋根材です。

従来の陶器瓦と遜色ない重厚なデザインを持ちながら、その重さは瓦の半分以下であるため、耐震性の向上が期待できます。

高い耐久性を誇りますが、スレートと同様に表面は塗装仕上げであるため、経年による色あせや劣化を避けることはできず、将来的には塗り替えなどの塗装メンテナンスが必要です。

陶器瓦の意匠性と軽量化を求めるリフォームに適しています。

参考文献:ケイミュー株式会社「ROOGA(ルーガ)」商品ページ

信頼できる業者に依頼して屋根リフォームを成功させよう

屋根リフォームは、自宅の状況や予算に応じて多岐にわたる工法や材料の中から最適なメソッドを選択しなければいけないので、信頼できる業者への依頼が欠かせません。

加えて事前の屋根点検や、補助金の利用手続きのサポートが対応可能な業者の選択が重要ですので、本記事を参考にして信頼できる実績豊富な工事業者を選択してください。

高品質な屋根塗装の依頼なら、ドローンの無料屋根点検や各種補助金の手続きのサポートも充実している株式会社RESIAがおすすめです。

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