【放置注意】外壁の剥がれや浮きは危険?原因や相談の目安、応急対応を紹介!

【放置注意】外壁の剥がれや浮きは危険?原因や相談の目安、応急対応を紹介!

自宅の外壁に剥がれや浮きを見つけても、見た目が悪いだけだからと放置したままの方も多いのではないでしょうか。

実はこれらの症状は建物が発している重大なサインで、外壁の保護機能が失われた状態で放置すると、雨水が建物内部へ浸入し、柱の腐食やシロアリ被害、深刻な雨漏りといった取り返しのつかない事態を招く恐れがあります。

そのため今の状態がすぐにプロへ相談すべき末期症状なのか、応急処置で一時的に凌げる段階なのかを正しく判断することが、将来的な修繕コストを抑えるための重要なポイントです。

本記事では、外壁の剥がれや浮きが危険かどうかを検証し、原因や相談の目安、応急処置に加えてやってはいけない応急対応まで詳しく解説するので、外壁メンテナンスの参考にしてください。

目次

外壁の剥がれや浮きは危険?

出典:コニシ株式会社公式

結論から述べると、外壁の剥がれや浮きを放置するのは危険で、これらは単なる見た目の問題ではなく、住まいの防水機能が完全に失われているサインです。

隙間から雨水が浸入すると、目に見えない建物内部の構造材を腐食させ、シロアリの発生や深刻な雨漏りを引き起こす原因となります。

放置した期間が長いほど修繕費用は高額になり、最悪の場合は建物の寿命を大幅に縮めるため、異変に気づいた時点で早急に専門家へ相談しましょう。

参考文献:一般社団法人 日本塗料工業会(JPMA)

下記に外壁の剥がれや浮きの前段階である、外壁のチョーキング現象を詳しく解説した記事を掲載するので併せて参考にしてください。

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外壁の剥がれや浮きの原因

外壁の剥がれや浮きの原因

外壁の剥がれや浮きの主な原因として、主に以下の5つの項目が挙げられます。

・経年劣化
・施工不良
・下地への水の侵入
・建物の動きや振動
・蓄熱効果

それぞれの項目を詳しく解説するので、外壁の剥がれや浮きへの対策にしましょう。

下記に外壁の剥がれや浮きと同様、深刻な外壁劣化の症状である、外壁黒ずみを詳しく解説した記事を掲載します。

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経年劣化

外壁の剥がれや浮きを引き起こす大きな要因が、長年にわたる紫外線や雨風による経年劣化です。

塗料に含まれる樹脂成分は、太陽光の紫外線や熱、湿気にさらされ続けることで徐々に分解され、本来の色や付着力、柔軟性を失います。

硬化した塗膜は建物の微細な動きに追従できなくなり、下地との間に隙間が生じて塗膜の浮きが発生します。

さらに、防水性が低下し水分を含むようになった外壁材は膨張と収縮を繰り返すことで、耐えきれなくなった塗膜が最終的に剥がれ落ちてしまう現象や外壁材自体の変形に繋がり浮きが発生することが多いです。

参考文献:国立研究開発法人 土木研究所 (PWRI) 塗膜の劣化進行と下地への影響に関する研究

施工不良

外壁の剥がれや浮きが塗装後数年以内に発生した場合、その多くは施工不良が原因です。

具体的な要因は、塗装前の洗浄不足による汚れの残存や、下地材と塗料を密着させるプライマーの塗りムラ、さらには乾燥時間の不足などが挙げられます。

これらの工程が不適切だと塗膜が下地に十分に固着せず、早期に浮き(膨れ)が生じて剥がれ落ちる可能性が高いです。

施工不良以外のケースでは、外壁の内側に水が入り込むことで起こる場合が多く、これは自宅の構造的な問題が考えられるため、内側からの補修が必要になります。

このように見かけだけの美しさではなく、目に見えない基礎工程の精度が外壁の寿命を大きく左右するため、施工実績が豊富な信頼できる業者選びが重要です。

参考文献:国土交通省「公共建築工事標準仕様書(建築工事編) 第18章 塗装工事(下地調整、工程間隔時間などの規定)

下地への水の侵入

外壁の剥がれや浮きを引き起こす深刻な要因の1つが、下地への水の侵入です。

外壁のひび割れやシーリングの劣化箇所から雨水が内側に回り込むと、外壁材と塗膜の間に水分が溜まります。

この水分が太陽熱で温められて水蒸気になると、内側から塗膜を押し上げる強い圧力がかかり、ぷっくりとした「浮き」が発生します。

さらに侵入した水が下地を腐食させたり、冬場に凍結・膨張を繰り返す「凍害」により、塗膜が完全に剥がれ落ちるだけでなく、構造体そのものの強度を著しく低下させるので注意が必要です。

窯業系サイディングの場合は、シーリングの劣化で外壁材の側面から水が外壁材に侵入しやすくなります。

これは窯業系サイディングが繊維質を中に含み、毛細管現象で下地に水が浸入するとサイディング自体の変形による浮きや割れが起こりやすくなります。

このような事態に陥れば外壁の劣化が進行するため、目地のシーリングの劣化は早めの補修を検討しましょう。

参考文献:公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター「(住まいるダイヤル)外壁面からの漏水 解説

建物の動きや振動

外壁の剥がれや浮きは地震や積雪、近隣の工事や大型車両の通行による建物の動きや振動によっても引き起こされます。

建物は常に微細な揺れにさらされており、その動きが外壁材の継ぎ目や窓枠周辺に負荷を集中させます。

塗膜に十分な弾力性がない場合、この物理的な歪みに耐えきれずひび割れが生じ、そこから剥離が始まるのが一般的です。

加えて振動によって下地と塗料の密着が徐々に弱まるのも、広範囲な浮きへと繋がる要因となるため、揺れの影響を受けやすい環境では柔軟性の高い塗料選びを徹底しましょう。

 参考文献:一般社団法人 日本建築学会 (AIJ) 外装材の変形追従性、建築物の振動特性

蓄熱効果

外壁の剥がれや浮きを引き起こす、意外な要因の1つが蓄熱効果です。

この現象は窯業系サイディングなどの断熱性の高い外壁材において、濃い色の塗料を使用した場合に顕著に現れます。

窯業系サイディングは繊維質が含まれているので蓄熱効果が高いうえに、外壁に濃い色を使用した場合は、太陽の遠赤外線によりさらに蓄熱します。

直射日光を吸収して外壁表面の温度が上昇すると、塗膜や下地材に含まれる微量な水分が急激に蒸発し、その水蒸気圧が内側から塗膜を押し上げる可能性が高いです。

この熱による膨張と、夜間の冷却による収縮が繰り返されることで、塗膜の付着力が限界を超え、ぷっくりとした膨れや広範囲な剥がれが進行します。

 参考文献:国立研究開発法人 建築研究所(BRI)「外装材の温度変化による熱応力の解析

外壁の剥がれや浮きに柔軟な対応が可能な工事業者

外壁の剥がれや浮きを根本解決するには、単なる上塗りではなく、剥離を招いた原因を特定する高度な診断力が不可欠です。

蓄熱による膨れや建物の揺れによる剥離など、劣化の理由は物件ごとに異なるため、一律の工法を押し付けるのではなく、現場の状況に合わせて柔軟に塗料や工程を選定できる業者選びこそが、修繕コストを抑えるポイントといえます。

横浜エリアで実績を重ねる株式会社RESIAは、現場を知り尽くした職人による「柔軟な解決力」を強みとし、以下の3つの項目にも特化した優良業者です。

・物件に合わせた最適な提案:建物の動きや劣化状況に応じたオーダーメイドの施工プランを提示
・完全自社施工の責任感:熟練の職人が一貫して対応することで施工不良のリスクを最小限に抑制
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外壁の剥がれや浮きの相談の目安

外壁の剥がれや浮きの相談の目安

健全な外壁を維持するためにも、外壁の剥がれや浮きの相談の目安を明確に把握しなければいけません。

外壁の剥がれや浮きの相談の目安には、以下の5つの項目が挙げられます。

・1センチ以上の塗膜の浮きや剥がれがある
・触ると「パチパチ」という音がする
・ひび割れ(クラック)を伴う剥がれがある
・前回の塗装から10年以上経過している
・外壁材自体が反っていたり浮いている場合

外壁劣化のサインである各項目を把握し、健全な外壁を維持する万全な対策をとりましょう。

下記に神奈川県や横浜市における、外壁塗装でカビや藻を防ぐ方法などを紹介した記事を掲載するので、健全な外壁を維持する参考にしてください。

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1センチ以上の塗膜の浮きや剥がれがある

外壁に1センチ以上の塗膜の浮きや剥がれが見られる状態は、塗装の寿命や密着力の低下を示す重要なサインです。

この規模の劣化は見た目の問題だけでなく、保護機能を失った箇所から雨水が建物内部へ浸入するリスクを高めます。

放置すると外壁材自体の腐食や雨漏りを引き起こし、修繕費用が膨らむ恐れがあるため、この段階での専門家への相談がおすすめです。

参考文献:公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター(住まいるダイヤル)「住宅紛争処理の技術的基準

触ると「パチパチ」という音がする

外壁を指で軽く押した際、「パチパチ」というような音や浮いたような音がするのは、塗膜が下地から完全に離れて空洞ができている証拠です。

これは塗膜の密着力が限界を迎えている状態で、わずかな衝撃や強風で剥がれ落ちる危険性があります。

音が出るほどの浮きは、内部に水分や湿気が溜まっているケースも多く、放置すると外壁材そのものを傷める原因となるため、深刻な構造ダメージに繋がる前に早急な点検を検討しましょう。

 参考文献:公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター(住まいるダイヤル)「住宅紛争処理の技術的基準

ひび割れ(クラック)を伴う剥がれがある

外壁にひび割れ(クラック)を伴う剥がれが発生している場合は、建物にとって緊急的な補修が必要な状態です。

ひび割れが塗膜を突き破って下地にまで達していると、そこが雨水の直接的な通り道となり、壁内部の腐食やカビ、さらにはシロアリの発生を誘発する原因となります。

特にひび割れの周辺から塗膜が浮き上がっている状態は、浸入した水分が乾燥と膨張を繰り返して劣化を加速させている証拠であり、深刻な雨漏りに直結する前に専門家による早急な補修が必要です。

新築もしくは前回の塗装から10年以上経過している

新築から10年、もしくは前回の塗装から10年以上経過している場合、塗膜の寿命とされる耐用年数が限界に達している可能性が高いです。

一般的に新築で多く使われる塗膜の塗料は7年くらいで保護機能は低下します。

一方、前回塗装で使用した塗料の保護機能は10年前後で低下し始め、目に見える剥がれや浮きがない場合でも、防水性や紫外線への耐性が失われている可能性が高いです。

この時期を過ぎると外壁材そのものが直接的なダメージを受けやすくなり、建物の構造維持に支障をきたす可能性があるので注意しましょう。

 参考文献: 公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター(住まいるダイヤル) 「外壁のひび割れ(剥離・剥落)に関する紛争解決と補修基準

外壁材自体が反っていたり浮いている場合

外壁材そのものに反りや浮きが見られる場合は、表面の塗膜だけでなく建物の外装材自体が構造的なダメージを受けている深刻な状態です。

これは長期間の浸水や乾燥の繰り返しによって、サイディングボードなどの素材が変形し、固定している釘や金具が耐えきれなくなった証拠といえます。

そのまま放置すると隙間から大量の雨水が入り込み、柱や土台の腐食を招くだけでなく、強風時に外壁が剥落して周囲に被害を及ぼす恐れもあるため注意が必要です。

またモルタル壁やALCの場合は、変形や割れがあっても補修で平らにできますが、窯業系サイディングやボードは一度変形すると補修できないため、変形による浮きを強制的に抑えるしかありません。

その際、浮きが大きいければ割れることも多いため、可能であれば外壁材の浮きが発生する前に新たに防水性を持たせる外壁塗装を検討しましょう。

参考文献:公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター(住まいるダイヤル)「外壁仕上材のはがれ・浮き(サイディング張り)

外壁の剥がれや浮きへの応急対応のDIY

素人でもできる、外壁の剥がれや浮きへの応急対応としてのDIYを以下にわかりやすく表記します。

項目具体的な対応内容注意点・ポイント
養生テープや防水テープで保護する・剥がれ箇所へのテープ貼付による浸水防止 
・隙間を埋めるための密着性の高いテープ選定 
・段差をなくし風による剥離を抑制
・粘着剤による外壁汚染に注意 
・長期間の放置は糊残りの原因
・長期間放置すると隙間から水が入り余計悪化することも
浮いている箇所の周囲を確認する・浮き範囲の目視確認と打診による空洞調査 
・ひび割れやカビ、腐食の併発チェック 
・広範囲にわたる浮きの有無の特定
・無理に押して剥落させない
・高所の確認は安全を最優先
ブルーシートで雨除けする・広範囲の剥がれに対する浸水防止対策
・土嚢や紐を用いた確実な固定 
・屋根から壁面へ流れる水の遮断
・強風時の煽られや騒音に配慮 
・二次災害防止のため作業は複数人推奨
剥がれた破片の保管と写真撮影・破片の回収による成分や劣化状況の保存 
・全体像と接写による被害状況の記録 
・火災保険申請や見積もり用の証拠確保
・破片は無理に剥がさず落ちた物のみ
・日付がわかる形でのデータ管理

ここからは各項目を詳しく解説するので、自宅の外壁や浮きへ早急な対応をとりましょう。

下記に外壁材と塗料の相性や塗料選びのポイントなどを紹介した記事を掲載するので、外壁塗料の剥がれや浮きの事前対策としてお役立てください。

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養生テープや防水テープで保護する

外壁の剥がれ箇所を養生テープや防水テープで保護するのは、雨水の浸入を一時的に遮断し、建物内部の腐食を食い止める有効な応急処置です。

剥き出しになった下地を外気から密閉することで、湿気による外壁材の反りや二次被害の拡大を防ぐ効果があります。

実際の作業においては、貼る面の汚れを拭き取ってから隙間なく密着させるのも重要なポイントです。

一方で貼ったまま長期間放置すると、糊成分の劣化の隙間から雨水が侵入し、逆に水が溜まって外壁面の劣化を高める可能性もあるので注意が必要です。

粘着剤による外壁の変色や劣化を避けるためにも、専門業者による本格的な補修までの仮補修的な対策としましょう。

参考文献:一般社団法人 日本建築防災協会「既存建築物の防災・保全

浮いている箇所の周囲を確認する

外壁の浮きを見つけた際は、その箇所だけでなく周囲の広範囲を目視や打診で慎重に確認するのも重要なポイントです。

一箇所に浮きが生じている場合、目に見えないだけで隣接する塗膜も密着力を失い、剥離が連鎖的に広がっている可能性があります。

そのような事態を予防するためにも、ひび割れや変色の有無を併せてチェックし、内部への雨水浸入の広がりや下地材の腐食状況を入念にチェックしなければいけません。

参考文献: 公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター(住まいるダイヤル) 「外壁仕上げの不具合(浮き・剥離)の調査方法

ブルーシートで雨除けする

外壁の剥がれが広範囲に及ぶ場合、ブルーシートを用いた雨除けは建物内部への浸水を防ぐ効果的な応急対応です。

特に台風や長雨が予想される際、露出した下地材や構造部を直接的な水濡れから保護し、木部の腐食や雨漏りの悪化を一時的に食い止める役割を果たします。

設置時はシートを壁面に密着させ、強風で煽られないよう土嚢や紐で確実に固定することが重要ですが、高所作業は転落のリスクが伴うため、無理なく安全最優先で作業しましょう。

 参考文献:内閣府(防災担当)「避難生活と住まいの再建被災した住宅の応急処置(ブルーシートの張り方など)

剥がれた破片の保管と写真撮影

外壁から剥がれ落ちた塗膜や外壁材の破片を捨てずに保管することは、専門業者が劣化の原因を正確に特定するための貴重な手がかりとなります。

破片の厚みや裏面の状態から、施工不良なのか経年劣化なのかを判断する材料になるため大切に保管しましょう。

同時に、被害箇所の全体像と接写の両方を写真に収めておくことで、修繕の見積もりをスムーズにするだけでなく、台風などの自然災害が原因であれば火災保険の申請時に不可欠な証拠資料となります。

参考文献:損害保険料率算出機構(GIROJ) 「火災保険の請求手続きと損害の確認

やってはいけない外壁の剥がれや浮きへの応急対応

外壁の剥がれや浮きを発見した場合は、間違った対応をしないよう注意しなければいけません。

外壁の剥がれや浮きなどの現象に対し、やってはいけない応急対応を以下に表記します。

項目NGな理由・リスク正しい向き合い方
コーキング材での自己流の埋め立て・内部に閉じ込めた水分の腐食加速 
・塗装の密着を妨げるシリコン汚染 
・不適切な充填による美観の著しい損壊
・透湿性を妨げないテープ保護に留める 
・業者が補修しにくい素材の使用回避
梯子を使っての高所作業・転落による重大な人身事故のリスク 
・不安定な足場による外壁の二次破損 
・専門知識のない状態での無理な処置
・地上から届く範囲のみの対応に限定 
・高所はドローンや望遠カメラで確認

ここからは各項目を詳しく解説するので、外壁の剥がれや浮きを発見した際の参考にしてください。

コーキング材での自己流の埋め立て

外壁の剥がれや浮きに対し、市販のコーキング材を使用した自己流での埋め立てはさけましょう。

ひび割れを密閉すると、内部に残留した水分や湿気の逃げ道がなくなり、下地材の腐食をかえって加速させる原因となります。

加えて安価なシリコン系コーキング材を使用すると、その後の本格的な塗装修理の際に塗料を弾くため、除去作業に余計な工賃が発生する可能性も高いです。

上から塗装できるコーキング材を使用し、コーキングで盛って埋めてその上から塗装した場合、かえって補修箇所が目立ってしまい、最終的に除去作業が必要になって余分な費用が掛かるケースも多く見受けられます。

参考文献:公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター(住まいるダイヤル) 「住宅リフォームのトラブル・相談事例

梯子を使っての高所作業

外壁の浮きや剥がれが手の届かない高所にある場合、梯子を持ち出して自ら補修を試みるのは危険な行為です。

建設業界のプロであっても、不安定な足場での作業は転落による重大な人身事故のリスクが高いため、専門知識のない個人が慣れない高さで作業することは命に関わる事態を招きかねません。

さらに梯子を立て掛ける角度や位置を誤ると、劣化した外壁材に過度な負荷がかかったり、窓枠や屋根などの金属部分の凹みや破損や外壁のさらなる破損や崩落を誘発する二次被害の懸念もあるため、高所の確認は望遠カメラや双眼鏡、ドローンを活用する専門業者に依頼しましょう。

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参考文献:消費者庁・国民生活センター「脚立・はしごからの転落事故への注意喚起

外壁の剥がれや浮きに関するQ&A

外壁の剥がれや浮きに関するQ&A

ここからは、外壁の剥がれや浮きに関するQ&Aを紹介します。

外壁の剥がれや浮きに関する質問や答えを参考に、自宅に最適な対策を検討しましょう。

外壁の剥がれや浮きはどんな原因で発生しますか?

外壁の剥がれや浮きは、主に経年劣化による塗膜の防水機能低下が原因です。

太陽の紫外線や雨風に長年さらされることで塗料樹脂の劣化により密着力が弱まり、わずかな隙間から侵入した水分が下地との間で蒸発、膨張を繰り返すことで塗膜を押し上げます。

前回の塗装時の洗浄不足や乾燥不足といった施工不良が原因で、数年以内に剥離が始まるケースも少なくありません。

さらに地震や振動による建物の揺れで外壁材にひび割れが生じ、そこから水分が入り込むことも劣化を加速させる大きな要因となります。

 参考文献:公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター(住まいるダイヤル) 「住宅紛争処理の技術的基準

外壁の剥がれや浮きを放置するとどうなりますか?

外壁の剥がれや浮きを放置すると、本来建物を守るべきバリア機能が失われ、雨水がダイレクトに下地材へと浸入します。

浸入した水分は建物の骨組みである柱や土台を腐食させ、深刻な雨漏りやシロアリ被害を誘発する大きな原因となります。

剥がれた塗膜の隙間でカビや繁殖が進むと、建物の資産価値が著しく低下するだけでなく、住む人の健康被害にも繋がりかねません。

そして最終的には外壁材そのものの交換が必要になり、初期段階の塗り替え費用と比べて数百万円単位の修繕コストがかかるケースもあるため注意が必要です。

参考文献:一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会(住宅リフォームの価格目安(部位別・工事別))

今すぐ相談した方がいい症状の目安はありますか?

外壁を触った際にパチパチと音がしたり、1センチ以上の広範囲な浮きや剥がれが見られる場合は、塗膜の寿命が限界に達しているためすぐに専門家へ相談しましょう。

特にひび割れを伴う剥がれや、外壁材自体に反りや浮きが生じている状態は、すでに建物内部へ雨水が浸入している可能性が高く、放置すると構造体の腐食や雨漏りに直結します。 

そのため塗装後の仕上がりを重視する場合は、1か所でも発見したら専門業者に調査を依頼しましょう。

塗装が複数個所で劣化すると、補修して塗装しても補修跡が逆に目立つため、美しい外観を維持したい場合には劣化前に専門業者による定期的に点検を依頼しましょう。

特に新築から10年経過しているか、前回の塗装から10年以上経過している場合は、目に見えない劣化が進行しているリスクがあるため、住まいの資産価値を守るための点検を急ぐべき重要なタイミングです。

 参考文献:一般社団法人 日本サイディング事業公会 (NYG)「サイディング外壁のメンテナンススケジュールと劣化のメカニズム

雨の日に症状が悪化することはありますか?

雨の日は、外壁の剥がれや浮きの症状が悪化する危険なタイミングです。

塗膜が浮いている隙間に雨水が入り込むと、水の重みで剥離範囲がさらに広がり、乾燥時に塗膜が収縮することでひび割れを深くします。

特に外壁材が水分を吸収して膨張し、晴天時に乾燥して収縮するというサイクルを繰り返すと、素材自体の反りや割れを誘発し、建物の防水構造を根本から破壊しかねません。

一度内部に浸入した水分は、カビや腐食の温床となるため、雨が降るたびに住まいの寿命が削られているという危機感を持ちましょう。

参考文献:公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター(住まいるダイヤル) 「雨漏りと外壁の不具合(カビ・腐食)に関する解説

自分でもできる応急処置はありますか?

外壁の剥がれに対して自分で行える最善の応急処置は、養生テープや防水テープを用いた一時的な保護です。

剥き出しになった下地をテープで覆うことで、雨水の直接的な浸入を防ぎ、建物の内部腐食やシロアリ被害といった二次被害を最小限に抑えられます。

作業の際は、剥がれた破片を保管して劣化状況を写真に収め、火災保険申請や専門業者への正確な状況報告に役立てましょう。

一方で高所作業やコーキング材での自己流の埋め立ては、転落事故や補修費用の増大を招くリスクがあるため、地上から届く範囲での処置に留めることが重要です。

参考文献:一般社団法人 日本損害保険協会(SONPO) 「損害保険の請求方法と必要書類

外壁の剥がれや浮きの点検はどんな流れで進みますか?

外壁の点検は最初に専門業者が建物の周囲を回り、目視で剥がれや浮きの範囲を確認することから始まり、次に専用の打診棒で壁を軽く叩き、音の変化から塗膜内部の空洞化や下地の密着度を精密に調査します。

加えて高所の劣化状況を把握するために、ドローンや高所カメラを用いた撮影が行われるケースも多いです。

最終的には、撮影データや打診結果に基づいた診断報告書が作成され、建物の現在の健康状態と最適な補修プランが提示されます。

参考文献:国土交通省「定期報告制度における外壁の調査・診断方法

外壁の剥がれや浮きへの対応は経験豊富な業者に依頼しよう

外壁の剥がれや浮きは、放置すると構造体の腐食や数百万円単位の修繕費につながる危険なサインで、上から塗るだけの補修では根本的な原因が解決されずにすぐに再発します。

大切なのは経年劣化や施工不良、蓄熱など「なぜ剥がれたのか」を正確に見極める診断力であり、住まいの寿命を延ばすためにも豊富な経験と確かな技術を持つ専門業者への早期相談が重要です。

そのような場合において、「どこに頼めばいいかわからない」とお悩みであれば、完全自社施工と高度な診断にこだわる株式会社RESIAが力になります。

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