こんにちは。神奈川(横浜)・千葉・兵庫(神戸)を中心に外壁塗装・屋根塗装・リフォームを手がける、株式会社RESIA(リシア)です。
「外壁塗装は冬にはできない」と思っていらっしゃる方は、実は少なくありません。
たしかに雪の多い地域では、冬の工事が難しいこともあります。
しかし、RESIAが施工する「神奈川県・千葉県・兵庫県」は、冬でも比較的温暖で雪の少ないエリアです。
施工条件が整い、施工技術があれば、「冬でも外壁塗装は十分に可能」です。
今回は「冬の外壁・屋根塗装」をテーマに、冬に塗装するメリットと、知っておきたい注意点をまとめました。
そろそろ塗り替えを考えている方は、ぜひ参考にしてください。
1
冬に外壁塗装をするメリット4つ
2
冬塗装で気をつけたいポイント4つ
3
RESIAが冬の工事で大切にしていること
まず知っておきたい外壁塗装の基本条件
外壁塗装の仕上がりは、塗る日の「気温・湿度・水分・乾燥時間」の4つで大きく変わります。
季節よりも、この条件を満たしているかどうかが大切です。
| 条件 | 塗装できる目安 | 守らないと起こること |
|---|---|---|
| 🌡️気温 | 5℃以上 | ✕塗料が硬化せず、塗膜が弱くなる |
| 💧湿度 | 85%未満 | ✕乾きが遅れ、白化や密着不良の原因に |
| ☔水分 | 雨・雪・霜・結露で濡れていない | ✕膨れやはがれが起きる |
| ⏱️乾燥時間 | メーカーが定める時間を空ける | ✕下の層が乾かず、ひび割れやはがれに |
気温:5℃以上が目安
塗料は、塗装工程をしやすくするために、水や溶剤を加えています。
その水や溶剤が蒸発することで、樹脂がくっつき合い硬化して塗膜になります。
気温が低いとこの反応がうまく進まず、見た目は乾いているように見えても強い塗膜になりません。
特に、水で薄めて使う水性塗料は低温の影響を受けやすい塗料です。
なお、完全硬化までは数か月かかります。
塗膜形成をするためには適度な粘度と壁への付着が必要です。
湿度:85%未満が目安
湿度が高いと、塗料の水分が空気中へ逃げにくくなり、乾くまでに時間がかかります。
気温が高い夏でも湿度が高いと乾きにくいのは湿度が原因です。
乾く途中で空気中の水分が取り込まれると、表面が白く曇る「白化」や、密着不良の原因になります。
水分:下地が乾いていること
雨の日はもちろん、雨上がりや朝露・霜で外壁が濡れているときも塗装できません。
表面だけでなく、外壁の内部にしみ込んだ水分が抜けていることも大切です。
また、塗った後に塗膜が乾く前に雨が当たると、壁面は垂直になっているので塗料が下に流れたりすることで膜厚が均等にならずムラになったりします。
乾燥時間:塗り重ねの間隔を守る
外壁塗装の多くの塗料は「下塗り・中塗り・上塗り」の3回塗りが基本です。
各層の間には、塗料メーカーが定めた「塗り重ねの間隔(乾燥時間)」を空ける必要があります。
下の層が乾かないうちに重ねると、ひび割れやはがれの原因になります。
この乾燥時間は、「気温が低いほど長くなります」。
多くの塗料の仕様書では「23℃のとき何時間以上」「5℃のとき何時間以上」と、気温ごとに間隔が決められています。
冬はこの間隔を長めにとるため、1日に進められる工程が少なくなることがあります。

なお、重ね塗りの時間ですが、多くの場合は初めにスタートする面から順番に塗装をしていきます。
戸建て1軒を塗装すると4面が終わり1面に戻る間に何時間も空きます。
1日に2工程していて問題ではないかとご指摘されるケースもありますが、その日の気温・湿度・どの箇所から始めたのかという条件で考えると2工程可能なケースもあります。
1工程の塗り終わりに間を空けず順番を変えて塗装したとしたら乾燥時間が足らないこともあり得ますが、多くの職人が入っているケースを除きあまりありません。
また、時間を空けすぎるのも密着性が悪くなります。
ゴールデンウイーク・お盆・正月や天候不順が長期間予想される場合などはあえて工事を進めないという選択肢もあり得ます。
その他にも風によっても乾燥の仕方は変わってきますが、この基本条件を踏まえると、冬には意外と塗装に向いた特徴があることが見えてきます。
冬に外壁塗装をする4つのメリット

① 空気が乾燥していて、塗料が乾きやすい
塗料がきれいに乾くかどうかは、「気温」と「湿度」に大きく左右されます。
なかでも影響が大きいのが「湿度」です。
湿度が高いと、塗装面に水分が残ったままになり、塗膜の密着が弱くなります。
これが、はがれや膨れといった施工不良の原因になるのです。
その点、冬は一年でもっとも空気が乾燥する季節。
洗濯物がよく乾くのと同じように、「塗料も乾きやすい」時期といえます。
② 晴れの日が多く、工程が予定どおり進みやすい
外壁塗装は、基本的に「晴れか曇りの日」しか作業ができません。
そのため、雨の多い梅雨や秋の長雨の時期は、工期が延びることもよくあります。
神奈川・千葉などの太平洋側や、神戸などの瀬戸内海側は、冬に晴れの日が続きやすい地域です。
このため、塗装工程が予定どおりに進みやすくなります。
もちろん、晴れていても気温が低すぎる日や、塗料飛散の可能性がある強い風が吹く日は塗装しません。
その日の状況を確認したうえで作業するかを判断します。
③ 予約が取りやすく、希望の日程で工事できる
外壁塗装の依頼が集中するのは、過ごしやすい春と秋です。
一方で冬は気温が低いと乾燥しないのではないかと考えるお客様が多いため、依頼が落ち着きやすく、「施工スケジュールに空きが出やすい時期」です。
「年内に終わらせたい」「春の新生活までにきれいにしたい」といったご希望にも、合わせやすくなります。
冬の時期に合わせたキャンペーンについては、お気軽にお問い合わせください。
④ 工事期間中の不快感が少ない
外壁塗装工事の際には家全体に養生シートをかけます。
また塗料によっては施工時にエアコンの制限がある場合もあります。
暑い季節は、家をおおわれる圧迫感や窓を閉め切りにしなければならなく、多くの方は工事中の不快感だったという感想が上がることがあります。
一方冬は養生シートが風をさえぎることや、家からの放射熱を養生シートが溜めるので意外に暖かいと感じることもあります。
窓の閉め切りも気になりにくいので、快適に外壁塗装工事ができる季節かもしれません。
神奈川・兵庫・千葉の冬の気温を地域別にチェック
RESIAの施工エリアは、一年でいちばん寒い「1月でも、日中の気温はほとんどの地域で9〜11℃前後」まで上がります。
塗装を避ける目安「気温5℃未満」を、日中は十分に上回っています。
気象庁の平年値(1991〜2020年の平均)をもとに、1月の気温を市町別にまとめました。
| 県 | 市(観測地点) | 平均気温 | 日中の最高気温 | 朝の最低気温 |
|---|---|---|---|---|
| 神奈川 | 横浜市(横浜) | 6.1℃ | 10.2℃ | 2.7℃ |
| 神奈川 | 藤沢市(辻堂) | 6.0℃ | 10.8℃ | 1.5℃ |
| 神奈川 | 小田原市(小田原) | 5.3℃ | 10.6℃ | 0.6℃ |
| 神奈川 | 海老名市(海老名) | 4.7℃ | 10.6℃ | -0.6℃ |
| 千葉 | 千葉市(千葉) | 6.1℃ | 10.1℃ | 2.4℃ |
| 兵庫 | 神戸市(神戸) | 6.2℃ | 9.4℃ | 3.1℃ |
| 兵庫 | 姫路市(姫路) | 4.4℃ | 9.6℃ | 0.2℃ |
| 兵庫 | 三田市(三田) | 2.5℃ | 7.7℃ | -2.2℃ |
| 兵庫 | 豊岡市(豊岡) | 3.3℃ | 7.4℃ | 0.4℃ |
※気象庁「過去の気象データ」平年値(1月)。辻堂のみ統計期間1992〜2020年。最高・最低気温は日最高・日最低気温の平均です。
海沿いの街は、冬でも朝から暖かい
横浜・藤沢・千葉・神戸など海に面した街は、海の温もりで冷え込みが穏やかです。
「1月でも朝の最低気温が1.5〜3℃ほど」と、氷点下になることはほとんどありません。
さらに1月の平均湿度は、横浜と千葉が53%、神戸が62%。
塗装を避ける「湿度85%以上」を大きく下回り、塗料が乾きやすい環境です。
内陸の街は、朝の冷え込みに注意
海老名市や神戸市北区・三田市など内陸の街は、朝の気温が氷点下まで下がることもあります。
ただし日中は8〜11℃まで上がるため、「気温が上がり、霜や結露が乾いてから塗り始めれば問題なく施工できます」。
夕方は早めに作業を切り上げ、塗膜が乾く時間も確保します。
ただし、霜や雪の予報があれば工事を空けるという判断が必要です。
兵庫県北部(但馬地方)は雪の多い地域
同じ兵庫県でも、日本海側の豊岡市は気候が大きく違います。
1月の降雪は合計で平年82cm、平均湿度は84%と、冬の塗装には向かない日が多くなります。
こうした地域では、日程に余裕をもたせるか、春以降の施工をご提案しています。
冬塗装で気をつけたい4つのポイント
① 雪や結露で外壁が濡れていると塗れない
雪が積もると、溶けた水で外壁が濡れてしまい、塗装ができません。
💧なぜ濡れた外壁には塗れないのか
塗料は、乾いた下地にぴたっと密着することで外壁を守ります。
表面に水があると、水の膜が塗料と下地の間に入り込み、密着を邪魔してしまいます。
また、その水分が蒸発する際に密着している部分を押し上げるため密着度が低下します。
さらにやっかいなのが、「外壁の中にしみ込んだ水分」です。
防水性が低下した旧塗膜の中に水がしみ込み凍る場合があります。
その雪解け水は時間をかけて溶けるため、モルタルのひび割れやサイディングの継ぎ目、塗膜が傷んだ部分から、下地の奥までしみ込みます。
表面が乾いて見えても、中はまだ湿っていることが少なくありません。
また凍害といって、中の水分が凍ることで内部を破壊したりするので塗装して水を閉じ込めることが下地の破損に繋がる場合もあります。
一般に、モルタルなどの下地は「含水率10%以下」が塗装の目安とされています。
⚠️濡れたまま塗ると起こること
1膨れ(ブリスター)
下地に残った水分が日差しで温められて蒸発し、塗膜を内側から押し上げて水ぶくれのように膨らみます。
2はがれ
密着が弱いため、膨れた部分から塗膜がペリッとはがれ落ちます。施工から数か月〜数年で表れることもあります。
3白化・色ムラ
乾く途中の塗料に水分が混ざると、表面が白っぽく曇ったり、艶が引いたりします。
4耐久性の低下
塗膜が本来の性能を発揮できず、10年以上の耐候性がある塗料でも、数年で塗り直しが必要になることがあります。

雪が降ったあとは、表面だけでなく下地まで乾いたことを確認してから工事を再開します。
また冬は、室内と屋外の温度差で外壁に水滴がつく「結露」が起こりやすい季節です。
特に朝は、外壁がうっすら濡れていることがあります。
濡れたまま塗ると密着不良になるため、表面が乾いてから作業を始めます。
② 気温が低すぎると塗れない
多少寒くても塗装はできますが、気温が下がりすぎると塗料がうまく硬化せず、本来の性能を発揮できません。
一般的には、次のような条件のときは塗装を避けます。
| 条件 | 塗装を避ける目安 |
|---|---|
| 🌡️気温 | ✕5℃未満 |
| 💧湿度 | ✕85%以上 |
| 🏠外壁の状態 | ✕雨・雪・結露で濡れている |
| 🌬️風 | ✕塗料が飛散するほどの強風 |
この数字はあくまで目安で、実際には「塗料メーカーが定める条件」に従います。
最近主流の水性塗料は、臭いが少なく環境にもやさしい一方、低温の影響を受けやすいので特に注意が必要です。
冬の工事では、冷え込む朝と気温が低下していく中での乾燥時間を確保するために夕方を避け、「気温が上がる日中にだけ塗装する」のが基本です。
特に気温が氷点下になるような予報の時は、1日の作業時間は短くなりやすいため、工期には少し余裕をもっておくと安心です。
③ 条件を無視して工事を進める業者に注意
残念ながら、工期を縮めるために、塗装に向かない天候でも作業を強行する業者もいます。
その場ではきれいに見えても、数年ではがれやひび割れが出てくることもあります。
業者を選ぶときは、「雨や低温の日はどうしますか?」と一度聞いてみるのがおすすめです。
具体的に答えられるかどうかが、信頼できるかを見極める目安になります。
④ 冬に強い塗料を選ぶ。ただし「時間管理」がカギ
塗料の中には、冬場や湿度が高めの日でも性能を発揮しやすいものがあります。
代表的なのが、次の2つのタイプです。
硬化剤を混ぜて使う塗料(2液型)
主剤と硬化剤の化学反応で固まるため、水分の蒸発だけに頼らずに強い塗膜をつくれます。たとえば関西ペイントの「アレスダイナミックTOP」は、強化剤を加えて2液型として使うことができ、湿潤面の施工では強化剤の添加が指定されています。
溶剤系の塗料
水で薄める水性塗料に比べ、シンナーで薄める溶剤系は蒸発が早く、一般に乾きが早いのが特徴です。気温や湿度の影響も受けにくくなります。
ただし、どんな塗料にもメーカーが定めた塗装条件があります。
アレスダイナミックTOPも、気温5℃以下での塗装は避けるよう指定されています。
「この塗料なら何でもできる」ではなく、「条件の範囲内でより安定して仕上げられる」のがこうした塗料の強みです。
⏱️硬化剤入りの塗料は、時間との勝負
硬化剤は、一度混ぜるとその瞬間から化学反応が始まり、塗料が少しずつ固まっていきます。
混ぜてから使える時間を「可使時間(ポットライフ)」といい、アレスダイナミックTOPを2液型で使う場合は、23℃で約6時間とされています。
この時間を過ぎた塗料は、見た目に問題がなくても使えません。
無理に塗ると、密着不良や塗膜の欠陥につながります。
そのため、
✓
その日に塗れる面積から逆算して、使い切れる量だけを混ぜる
✓
混ぜた時刻を記録し、可使時間内に使い切る
✓
気温が下がる夕方までに作業を終えられるよう、混ぜるタイミングを決める
といった「現場での時間管理」が欠かせません。
日中の塗装時間が限られる冬は、特に職人の段取りが仕上がりを左右します。
❄️ 冬は「塗れない季節」ではありません
ここまで見てきたように、冬の塗装で大切なのは次の3つです。
1
その日の気温・湿度・外壁の状態を正しく判断する「経験」
2
季節や建物に合わせた「塗料選び」
3
硬化剤の可使時間や塗り重ね間隔を守る「技術と時間管理」
冬は塗装できない時期なのではなく、「冬でも塗れる技術と経験をもつ業者を選ぶこと」が何より大切です。
※アレスダイナミックTOPの仕様は関西ペイントの製品資料より。塗料の特徴や費用は、RESIAの解説記事「アレスダイナミックTOPの評判は?」もご覧ください。
関連記事アレスダイナミックTOPの評判は?塗料のグレードごとの特徴や費用、耐用年数を紹介!記事を読む ›
RESIAが冬の塗装で大切にしていること

1天候と気温を毎日確認してから作業します
その日の天気・気温・湿度、外壁の乾き具合を確認し、塗装できる条件がそろったときだけ作業します。
条件が合わない日は無理に進めず、日程を調整します。
2地域の気候に合わせてスケジュールをご提案します
神奈川・千葉・兵庫でも、山側や内陸部は冷え込みが強くなることがあります。
現地調査でお住まいの状態や周辺の環境を確認し、無理のない工程をご提案しています。
3中間業者を通さない一貫体制です
RESIAは、ご相談から現地調査、施工、アフターフォローまでを一貫して対応しています。
現場の状況がすぐに伝わるため、天候による日程変更にもすばやく対応できます。
また、塗料メーカープレマテックスの認定店として、メーカーが定める施工条件を守った塗装を徹底しています。
季節ごとの特徴を踏まえて施工しているため、「冬だからといって仕上がりの品質が下がることはありません」。
RESIAのお客様の中でも冬場に多くのご依頼をいただいています。
まとめ
冬の外壁塗装は、空気が乾燥して晴れの日が多く、予約も取りやすいなど、実はメリットの多い選択肢です。
大切なのは、気温や結露などの条件を正しく見極めて塗装できる業者を選ぶこと。
条件さえ整えば、「冬でも高品質な塗装は可能」です。
RESIAでは、神奈川・千葉・兵庫(神戸)を中心に、外壁塗装・屋根塗装の無料お見積もりを承っています。
「うちは冬に塗れる?」「そろそろ塗り替え時期かも」といったご相談だけでも大歓迎です。
お気軽にお問い合わせください。


